10:00〜10:10 |
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開講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 支部長 |
10:10〜11:40 |
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テレビ60年を迎えた視聴者の現在
NHK放送文化研究所 平田 明裕
録画やネット動画で自分本位にテレビ番組を見る“カスタマイズ視聴”と、SNSを利用したり家族と見たり、人とのコミュニケーションの中でテレビを見る“つながり視聴”の2つの視聴スタイルに注目しながら、テレビ60年を迎えた現在の視聴者の特徴について、世論調査の結果から報告します。
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11:40〜13:00 |
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(昼食休憩) |
13:00〜14:00 |
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IPTV Forumが規定したハイブリッドキャスト技術仕様解説と想定されるサービス
(株)東芝 デジタルプロダクツ&サービス社 坂本 典哉
本講演では、社団法人IPTV Forumが今年3月29日に一般公開したハイブリッドキャスト技術仕様「放送通信連携システム仕様(ver.1.0)」、「HTML5 ブラウザ仕様(ver.1.0)」の特徴的な内容を解説するとともに、今後、想定されるサービス例をご紹介させて頂きます。
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14:00〜15:00 |
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放送通信連携システム ハイブリッドキャスト
NHK放送技術研究所 真島 恵吾
ハイブリッドキャストは、放送と通信のそれぞれの利点を生かして、従来にない魅力的な放送通信連携サービスを提供するためのプラットフォームです。 ハイブリッドキャストでは、放送番組からVOD(Video On Demand)番組へ誘導するサービスや番組の視聴方法をカスタマイズするサービス、SNS(SocialNetworking Service) と連携したサービス、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末とテレビを連携するサービスなど、多様で高機能な放送サービスを実現することが可能となります。本講演では、ハイブリッドキャストの基本概念、サービス事例等を紹介するとともに、技術概要等について解説します。
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15:00〜15:10 |
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(休憩) |
15:10〜16:10 |
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IPDCを利用した放送通信連携サービス
(株)毎日放送 経営戦略室 齊藤 浩史
地上デジタル放送の技術規格であるISDB-T方式をベースに、IP Data Cast技術を用いることにより、メインスクリーン(テレビ)とセカンドスクリーン(スマートフォンやタブレットデバイス等)を精緻に連携させるマルチスクリーン型放送の技術研究及び放送番組を起点とした新たなサービスの可能性について紹介します。
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16:10〜17:10 |
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まもなく始まる4K放送、8K試験放送
アストロデザイン(株) 第一開発部 塚本 拓
総務省は次世代高画質テレビ規格「4K」の放送開始時期について、当初予定していた2016年から2年前倒しし、2014年夏の開始を目指す方針を固めるなど、次世代放送をめぐる動きが加速しています。本講演では過去10年に渡って開発を行ってきた8Kベースバンド制作機器の歴史を振り返りながら、現状の機器群で既に可能となっている具体的な制作技術を紹介し、放送開始までの1年間で解決すべき諸問題を明らかにします。
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17:10〜17:15 |
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閉講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 庶務幹事 |