10:00〜10:10 |
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開講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 支部長 |
10:10〜11:10 |
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4K中継車導入と番組制作
(株)関西東通 平田 泰一
関西東通は2015年6月に4K対応新中継車R−Bを導入し、4K撮影から編集まで完結できる体制となった。4K対応新中継車の概要と設計時のポイントを解説するとともに、これまで行ってきた4Kスポーツ中継や4Kコンサート中継事例などを紹介。4K運用時の問題点や注意点、これからの4K中継車に何が必要か、最新機材や今後の技術動向を現場最前線のVEの目線で説明する。
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11:10〜12:10 |
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4K編集設備導入
(株)日テレ・テクニカル・リソーシズ 小鷹 浩司
4Kコンテンツの制作は4Kのみで完結するわけではなく、HDとして通常放送への納品も求められます。そこで4KとHD、それぞれのフローで制作するのではなく、“ひとつの流れの中で両方のフィニッシング”をコンセプトとし、4K編集設備を導入した。次世代放送推進フォーラムやスカパー!4K総合への様々なコンテンツ提供に携わり、莫大なデータ量となる4K高解像度を扱うためのワークフローを確立させ、多様で実践的な番組制作経験を最大限に活かして構築した4K編集設備について解説する。
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12:10〜13:30 |
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(昼食休憩) |
13:30〜15:00 |
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4Kマスター設備と4K・HDRの導入
スカパーJSAT(株) 石黒 剛
スカパーJSAT(株) 今井 豊
本講演では、スカパーが取り組んでいる4K放送の送出、番組制作について説明する。送出パートではChannel4K、スカパー!4K映画、スカパー!4K総合含めて4K 3chの送出業務をおこなっている4Kマスター設備の機器構成やワークフローを中心に説明するとともに、これまでの運用を通じて出てきた課題について述べる。制作パートでは2015年のInterBEEで実施した4K HDR伝送試験の模様を中心に、スカパーの4K HDR制作への取り組みについて説明する。
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15:00〜15:10 |
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(休憩) |
15:10〜16:10 |
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4K関連技術と制作設備
ソニービジネスソリューション(株) 梶田 浩至
映画からスタートした4K制作は2016年にはBSでの試験放送が開始されることになり、4K制作は収録からライブへと需要が拡がりつつ、高まりつつある。これに対して、カメラ、スイッチャー、ストレージ、インターフェースなど4K制作機器の開発動向や今後の開発テーマについての話と、実際に納入したシステム事例の紹介を行う。
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16:10〜17:10 |
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4K番組制作の事例
(株)WOWOW 横山 敦司
2014年11月開催の「TOUCH!WOWOW2014」というイベントの一環として、テニスとボクシングのスポーツ2番組を4K制作し、4K試験放送チャンネル「Channel 4K」にて生放送した。と同時にWOWOWプライム(BS-191ch)でもHDサイマル生中継を実施した。この4K,HDサイマル生中継を行って実感したサイマルならではの課題や4K機材の実状、4K放送の可能性など、実例を中心に説明する。
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17:10〜17:15 |
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閉講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 庶務幹事 |