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海外文献集録 webzine について
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| 番号 2010-095 | サーベイ: 携帯電話のセンシング技術 | ||
| N.D. Lane, et al. | A Survey of Mobile Phone Sensing | pp.140-150 | |
| 最近流行のスマートフォンは，加速度センサ，電子コンパス，ジャイロスコープ，GPS，マイクロフォン，カメラなどのセンサが付属しており，プログラム制御可能である．携帯電話のセンシング技術での課題は，プライバシーとセンシングデータのノイズ，そして，いかにユーザに有効なフィードバックを行うかである．本稿では，携帯電話のセンシングに関するアルゴリズム，アプリケーション，システムについて，サーベイする． | |||
| 番号 2010-096 | 仮想リハビリ装置の較正のための手寸法の計測法 | ||
| J. Zhou, et al. | A New Hand-measurement Method to Simplify Calibration in CyberGlove-based Virtual Rehabilitation | pp.2496-2504 | |
| The 2009 IEEE International Workshop on Medical Measurements and Applica tions 特集のうちの1編．力覚機能のあるデータグローブを用いた手のリハビリ装置における，個人毎の較正データを取得する新しい方法の提案．較正データ取得は一般には数種の手の形をとって取得するが，時間がかかったり，重度の障害の場合に不可能といった問題があった．本稿では，チェッカーボード上に手を置いた状態を2次元ディジタルカメラで撮影した画像から，手の各部の寸法を自動取得し，ニューラルネットワークで較正データに変換する．実験の結果，良好な結果を得た． | |||
| 番号 2010-097 | 脳卒中後リハビリのための拡張現実システム | ||
| A. Alamri, et al. | AR-REHAB: An Augmented Reality Framework for Poststroke-patient Rehabilitation | pp.2554-2563 | |
| The 2009 IEEE International Workshop on Medical Measurements and Applica tions 特集のうちの1編．脳卒中後リハビリのための拡張現実システムの提案．自然な力覚のある仮想現実システムを用いて，カップなどの物体を移動させるリハビリを行う．理学療法士が，直接監視していなくても状態を評価できるなどの特徴をもつ． | |||
| 番号 2010-098 | 認識ロボットのための視覚的注意の確率モデル | ||
| M. Begum, et al. | A Probabilistic Model of Overt Visual Attention for Cognitive Robots | pp.1305-1318 | |
| 視覚的注意技術は，頭や目を動かすロボットに重要な要件の一つである．本稿では，カメラを搭載したロボットの頭部座標を状態として，ロボットが視覚的に重要な刺激に向くよう，次の頭部座標を決定するベイジアンモデルを提案する．さらに，パーティクルフィルタを使って実装し，評価実験を行った． | |||
| 番号 2010-099 | ゲル表面上への電極パターニング | ||
| S. Sekine, et al. | Conducting Polymer Electrodes Printed on Hydrogel | pp.13174-13175 | |
| 湿潤したヒドロゲル表面上に高分子電極の微細パターンを電気化学的手法により形成した．この手法は，電極パターンが形成されたガラス基板上にEDOTを含むアガロースを塗布し，ガラス基板上の電極とアガロースの界面にPEDOTの高分子電極を電解重合により形成する．その後，ガラス基板から高分子電極付アガロースを電解変形(膨張/収縮)により破ることなく剥離する．この高分子電極付ゲルは，バイオ，医療分野やアクチュエータといった機械素子への応用が見込まれる． | |||
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