映像情報メディア学会  Webzine 海外文献集録

2012年4月号(1 of 3 pages)


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Applied Physics Letters (Vol.100 No.10 5 Mar. 2012)
番号 2012-039 SWNT全固体スーパーキャパシタ
S. Hu, et al. Flexible Solid-state Paper based Carbon Nanotube Supercapacitor #104103pp.1-4
スーパーキャパシタ,単層カーボンナノチューブ(SWNT),全固体,綿シート基材,フレキシブル,比静電容量115.8301F/g,エネルギー密度48.8587Wh/kg, 3Vを越える耐電圧

IEEE Computer Graphics and Applications Magazine (Vol.32 No.1 Mar./Apr. 2012)
番号 2012-040 CGにおける質感の特集
P.Poulin, et al.(Guest Editors) Material Appearance pp.22-65
CGにおける質感の4編からなる特集.「実世界メタリック表面の偏光反射のモデリング」,「散乱・屈折効果の対話的レンダリング用並列アーキテクチャ」,「塩による建物の老朽化のシミュレーション」,「人間の生体脳表面の視覚化」.

IEEE Transactions on Biomedical Engineering (Vol.59 No.3 Mar. 2012)
番号 2012-041 身体活動評価のための複数センサーの統合化手法
S. Liu, et al. Multisensor Data Fusion for Physical Activity Assessment pp.687-696
被験者の身体活動を評価するためのセンサー統合化手法を提案する.様々な活動を行う被験者において,センサー素子によって計測される加速度と呼吸運動を分析する. 実験の結果,各活動を行っている時に88.1%の割合で,腰に付けた加速度計だけを用いるよりも12.3%高く,正しく活動を認識できた.さらに本手法は,統合化モデルに呼吸運動センサーからのデータを加えることによって,認識における被験者間のバラつきも低減できる.

IEEE Transactions on Circuits and Systems for Video Technology (Vol.22 No.2 Feb. 2012)
番号 2012-042 超解像を利用したブロックベース適応補間フィルタ
J. Cho, et al. Block Adaptive Interpolation Filter using Trained Dictionary for Sub-pixel Motion Compensation pp.241-248
映像符号化における動き補償のための補間フィルタの改善方法を提案する.従来の適応補間フィルタの性能改善に向け,2種類の観点から改良を施している.1点目は,ブロックベースで最適なフィルタを選ぶ点であり,2点目はフィルタ係数を伝送せず,符号化側/復号側で共通の係数セットを保持しておき,その中から選択する.係数は学習ベースの超解像により算出する.既存の適応補間フィルタよりも処理量増加負荷を抑えつつ,H.264/AVC比約7.3%の符号化効率改善を達成した.

IEEE Transactions on Systems, Man, and Cybernetics, Part B: Cybernetics (Vol.42 No.1 Apr. 2012)
番号 2012-043 ドメイン間の人物動作認識
W. Bian, et al. Cross-domain Human Action Recognition pp.298-307
人物動作認識技術の従来技術は,トレーニングビデオデータが十分な量でないとうまく動作しなかった.そこで,本論文では,ターゲットドメイン中の行動認識を補助する補足的なドメインの情報を利用する主題遷移モデル(TTM)を提案する. TTM法は,2つの特徴があり,1)ターゲットドメインを表現する補助的なドメインから学習し,BOWモデルを生成することと,2)各々の行動は主題と補助的なドメインから学習された主題の混合状態であることを仮定していることである.提案手法をWeizmann and KTH動作DBで評価したところ,有効性を確認した.
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