情報家電、携帯電話、自動車、制御機器等の機能や性能は、搭載される組込みソフトウェアの品質・性能に大きく依存し始めており、その開発能力が事業競争力を左右するとまで言われる程になりつつあります。今後も、デジタル・コンバージェンス進展に伴う情報家電機器の機能高度化、自動車の電装比率の向上などにつれ、その重要性はますます拡大すると予測されてい ます。
　しかしながら、開発規模の巨大化・複雑化も相俟って、技術リソースの絶対的不足や組込みソフトウェアに起因する品質トラブル・開発負担の急増など、様々な課題も顕在化しつつあり、これに対応して産学官連携によるソフトウェアそのものや開発手法の標準化などの動きも顕在化しつつあります。
　 本講演会では、我が国における組込みソフトウェアを取り巻く状況と展望や業界の動き、最近の技術や新しいプラットフォームの動向、具体的商品開発への応用事例に焦点を当て、御活躍中の専門家の方々に解説して頂きます。
　 奮って御参加下さい。