映像情報メディア学会 関西支部 専門講習会 開催ご案内

「外脳との相互作用」
〜環境や外部知識と相互作用し、外脳を有効利用する先端技術〜

要 旨
 現代人は、人間本来が持っている内脳に加え、外脳をフルに活用して生活をして います。内脳は個人の知識や体験など、その人が独自で持つ知識を指しています。 一方、外脳はインターネットやマスメディアなどをはじめ、その人の環境として 利用できる外部知識を指しています。この外脳との相互作用のない生活はもはや考 えられなくなったといって良いでしょう。環境として存在する外脳の人間に対する 表現をメディアと呼びます。メディアといえば書籍やTV、携帯情報端末などを思 い浮かべますが、最近ではロボットやエージェントと呼ばれる実体を伴うキャラク タなどもメディアの一種と捉えられるようになってきています。本専門講習会では、 キーボードを操作して情報収集するのではなく、人間と環境との自然な相互作用の 中から、場所やその人の状況に合わせて適切な情報提供を行う技術、獲得した外部 知識の表現としてのメディアの形態など、最新の話題を専門家の方々に幅広くご紹 介いただきます。奮ってご参加ください。

日 時
平成19年10月19日(金) 9時55分〜16時20分

場 所
 
中央電気倶楽部 511号室(大阪市北区堂島浜2-1-25)ドージマ地下センター南詰を右側に上り、右へ約50m、左側のレンガ造り建物

講演内容
9:55〜 10:00 開講の挨拶
電子情報通信学会関西支部 支部長
10:00〜11:00 ロボットサービスを実現するための外脳構築              
 :施設内外の人位置計測と環境情報構造化(仮題)
ATR知能ロボティクス研究所 宮下 敬宏
11:00〜12:00 人の視線・振舞いによる日常環境との相互作用(仮題)
ATR知能ロボティクス研究所  内海 章
12:00〜13:00 (昼食休憩)
13:00〜14:00 伝心伝和(でんしんでんわ)
:環境知能が拓くコミュニケーションの未来
NTTコミュニケーション科学基礎研究所 外村 佳伸
14:00〜15:00 体験メディア
:共有体験に関する記録と記憶の相互作用の理解と支援
京都大学情報学研究科  角 康之
15:00〜15:15 (休憩)
15:15〜16:15 ボストンから非圧縮HDで生中継『おはよう朝日です』
朝日放送株式会社技術局開発部 水町 勝利
16:15〜16:20 閉講の挨拶
電子情報通信学会関西支部 庶務幹事

聴講料
主催学会会員(正員10,000円、准員・学生員 無料)
会員外(一般12,000円、学生2,000円)
ただし、平成19年電子情報通信学会関西支部「情報通信技術講座」
受講者は上記の半額

定 員
100名(定員になり次第、締切らせていただきます)

申込方法
終了しております。

申込先
〒530-0004 大阪市北区堂島浜2-1-25 中央電気倶楽部内
電気四学会 関西支部 
TEL(06) 6341-2529 FAX(06) 6341-2534 
E-mail denki4g@ares.eonet.ne.jp

主 催
電子情報通信学会・電子情報通信学会関西支部

共 催
電気学会・照明学会・映像情報メディア学会 
各関西支部


E-mail: denki4g@ares.eonet.ne.jp
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