電気四学会関西支部 専門講習会 開催ご案内

「映像蓄積技術の最新動向」

要 旨
 増加する映像情報の蓄積には、蓄積媒体の高容量化がはかられる一方で、ネットワーク上での蓄積など新たな展開も進められています。
 今回は、映像蓄積をテーマに各方面の方々に最新の動向をご講演いただきますので、是非ご参加ください。

日 時
平成24年2月24日(金)9時45分〜17時15分

場 所
 
中央電気倶楽部 513号室 (大阪市北区堂島浜2-1-25)
堂島地下街南詰を右側に上り、右へ約50m、左側のレンガ造り建物

講演内容
9:45〜9:50 開講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 支部長
9:50〜10:50 放送用ストレージの変遷と今後の展望
   富士フィルム        北原 淑行
放送用VTRフォーマットの変遷のレビュー
現在のネットワークストレージの状況
データテープと光ディスクの将来技術
10:50〜11:50 超高密度ナノビット磁気記録
   日立製作所         宮本 治一
現行のHDD記録密度の5〜10倍に相当する1平方インチ当たり5テラビット以上の記録密度を実現する技術として、数ナノメートルのサイズの孤立ビットを形成した垂直磁気記録媒体上に高周波磁界や熱などのエネルギーを印加しながらアシスト記録を行う超高密度磁気記録技術を紹介する。
11:50〜13:00 (昼食休憩)
13:00〜14:00 LTO技術とその適用
   日本IBM         藤原 忍
ここ1年程でLTOが話題に上る機会が世界中で急速に増えました。本講演ではその背景の解説に加え、LTO技術、LTO用ファイルシステムであるLTFS、ライブラリでの運用に加え、選択肢としての具体的なLTOテープ装置製品群と製品クラスごとの構造の違いや使い方について紹介します。
14:00〜15:00 マルチデバイス時代のクラウド型映像変換プラットホーム
   NTTコミュニケーションズ 遠藤 雅和
スマートフォンやタブレット端末をはじめ、デバイスの多様化が急速に進んでいる中、映像サービスのマルチデバイス対応を行う際の課題を解決するクラウド型映像変換プラットホームの実現技術と、ストレージサービスへの応用事例について紹介します。
15:00〜15:10 (休憩)
15:10〜16:10 ファイルベースの考え方
   日本テレビ放送網      菊地 秀彦
映像記録で放送局を支えてきたテープ媒体が、ファイル媒体におきかわりつつある。それは、放送局内の業務の流れが劇的に変化することを意味している。
本講演では、MXFの概要や放送局におけるファイの意義等について考える。
16:10〜17:10 モバキャスのサービスと技術
   mmbi          大矢 智之
地上波アナログTV終了後の周波数帯域を利用して、2012年4月より、携帯端末向けマルチメディア放送サービス「モバキャス」が開始される。モバキャスは地デジ方式を拡張した方式であり、リアルタイム型放送に加えて、蓄積型放送が可能となっている。本講演では、モバキャスが提供する新しい放送サービスの概要とそれを支える技術について解説する。
17:10〜17:15 閉講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 庶務幹事

聴講料
主催学会会員(正員 10,000円、准員・学生員 無料)
会員外(一般 15,000円、学生 5,000円)

定  員
80名(定員になり次第、締め切らせて頂きます)

申込方法
終了しております。

申込先
〒530-0004 大阪市北区堂島浜2-1-25
中央電気倶楽部内 関西電気関連学会事務センター
Tel (06) 6341-2529 FAX (06) 6341-2534
E-Mail: denki4g@ares.eonet.ne.jp

主  催
映像情報メディア学会・電気学会・電子情報通信学会・照明学会
各関西支部


E-mail: denki4g@ares.eonet.ne.jp
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