電気四学会関西支部 専門講習会 開催ご案内

「放送の未来と最新技術動向」

要 旨
 テレビ放送が完全デジタルとなった現在、アナログとのサイマル放送では実現が困難だったデジタルならではの多様なサービスへの取り組みがはじまっています。
本格的なデジタル放送時代を迎え、テレビの国際標準化による新しいビジネスの可能性や、最近の取り組みについて講演します。
ふるってご参加ください。

日 時
平成24年10月26日(金)9時45分〜17時15分

場 所
 
中央電気倶楽部 513号室 (大阪市北区堂島浜2-1-25)
堂島地下街南詰を右側に上り、右へ約50m、左側のレンガ造り建物

講演内容
9:45〜9:50 開講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 支部長
9:50〜10:50 スマートテレビの国際標準化
 総務省 情報通信国際戦略局 通信規格課 小澤 勇人
放送のデジタル化を世界に先駆けて完成させた日本が、次の一手としてスマートテレビの覇権をめぐり国際標準化に乗り出します。
標準規格として注目されている「HTML5」を今後どのようして業界と連携して発展させるかその戦略面について考えます。
10:50〜11:50 テレビの最新潮流 〜マルチスクリーン化の流れ〜
   (株)電通関西支社 テレビ局 中谷 晋輔
スマートテレビ化、ソーシャルテレビ化などテレビをめぐる視聴スタイルが大きく変化しています。マルチスクリーンを用いた番組連動型ソーシャルサービスについての海外・国内の事例や調査結果を参考にテレビの未来像を考えます。
11:50〜13:00 (昼食休憩)
13:00〜14:00 ロンドンオリンピックのツインズカム
   日本放送協会 放送技術局 荻野 達矢
日本では完全デジタル放送後、初めてのオリンピック中継となったロンドン大会において、デジタル技術を駆使した番組中継が行われました。その中で、シンクロナイズドスイミングに世界初となるユニークな中継が導入されました。その技術と舞台裏をご紹介します。
14:00〜15:00 ラウドネス運用開始
   毎日放送 入交 英雄
2012年10月1日に民放、2013年4月1日にNHKがラウドネス運用を開始します。国際的にもラウドネス運用の機運が広がる中、いち早く運用を開始する日本。ラウドネスの目的やその技術的な内容についてご紹介します。
15:00〜15:10 (休憩)
15:10〜16:10 データ放送の新サービス
朝日放送 渡辺 雄介、読売テレビ放送 星野 高久
放送法が改正され、放送と通信の垣根が一段と低くなる中、放送局が新たなビジネス展開に期待を寄せているのがデータ放送です。各局が継続してデータ放送の新しい利用を検討していますが、今回は2社の具体的な取り組みについて紹介します。
16:10〜17:10 マルチチャンネル放送におけるHD・SD同時放送
   テレビ大阪 山口 孝
アナログテレビ放送の終了後、テレビ大阪では放送設備の基幹部分となるマスター設備を一新しました。その完全デジタル化に特化した最新の放送設備を活用した、地上波初サービスとなる、HD・SD同時マルチチャンネル放送についての取り組みを紹介します。
17:10〜17:15 閉講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 庶務幹事

聴講料
主催学会会員(正員 10,000円、准員・学生員 無料)
会員外(一般 15,000円、学生 5,000円)

定  員
80名(定員になり次第、締め切らせて頂きます)

申込方法
終了しております。

申込先
〒530-0004 大阪市北区堂島浜2-1-25
中央電気倶楽部内 関西電気関連学会事務センター
Tel (06) 6341-2529 FAX (06) 6341-2534
E-Mail: denki4g@ares.eonet.ne.jp

主  催
映像情報メディア学会・電気学会・電子情報通信学会・照明学会
各関西支部


E-mail: denki4g@ares.eonet.ne.jp
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