10:00〜10:10 |
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開講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 支部長 |
10:10〜11:40 |
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2020年に向けた4K/8K超高精細映像放送方式の標準化・
研究開発動向
東京理科大学 伊丹 誠
現在2020年の4K/8K超高精細度放送のサービス開始に向けて4K/8K放送方式の標準化・研究開発が進められている。すでに4K放送に関しては試験放送が開始され、現在2016年の8K放送の試験放送開始に向けた取り組みが行われている。 本講演では4K/8K超高精細度映像のフォーマット、映像符号化方式、音声符号化方式、伝送方式、多重化方式などに関して国内における標準化および実用化に向けた取り組みに関して最新の動向を概説する。
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11:40〜13:00 |
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(昼食休憩) |
13:00〜14:00 |
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HDR(ハイ・ダイナミック・レンジ)映像技術の動向
〜 Ultra HD Blu-ray、HDMIとUHD Allianceの規格化・
実用化状況 〜
パナソニック(株) 小塚 雅之
現在、ハリウッドでも4Kデジタル撮影が一般化し、また映像表示技術の進化により最高輝度1000ニトを超えるTVも実用化されてきた。このためBT.709の制約を超えた次世代高画質を実現するHDR映像の規格化が、SMPTE、ITU、BDA、HDMI等で進行し、劇場、TV、次世代ブルーレイ、配信サービス等でその実用化が始まろうとしている。本講演では、このようなHDRの最新動向と将来展開(背景、標準化動向、製品化状況等)を解説する。
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14:00〜15:00 |
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第5世代移動通信による次世代サービス
大阪大学 三瓶 政一
第5世代移動通信は、セルラシステムの世代交代を意味しているが、実際には単なる世代交代ではなく、第4世代とは全く異なる新たな方向性を目指しているシステムであるといえる。
本講演では、第5世代システムとはどのような方向性に向けたものと考えられるのかを、ヘテロジニアスネットワークの構築という観点からスタートし、映像情報伝送サービス、ITSサービスなど、サービスの多様化という方向性で説明する。
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15:00〜15:10 |
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(休憩) |
15:10〜16:10 |
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放送機器の開発動向
池上通信機(株) 樫村 直樹
HDからUHDへのマイグレーション時期における技術的課題・必要な要素 技術開発・機器開発などについて、SDからHDへの歴史を踏まえてメーカの立場から解説する。本講演では放送用カメラを中心に、撮像系・映像処理系・インタフェース系での技術課題のほか、放送用モニタ、システム機器、伝送機器などに関する開発動向や、超解像度技術、高ダイナミックレンジ、高色域などの要素技術の開発状況について説明する。
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16:10〜17:10 |
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広域監視システムの最新技術 〜 システムの進化と次世代に向けた取り組み 〜
パナソニック(株) 魚森 謙也
映像監視システムは2000年頃からIPネットワーク化により、見守り範囲が大幅に拡大した。更に、センシング・画像符号化・画像処理・画像認識の技術進化により、防犯用途のみならず幅広い応用展開が始まっている。 本講演では、広域監視システムの進化を概説すると共に、急速に進化しつつあるセンシング技術・画像認識技術を利用したシステム応用事例の紹介、及び今後の大規模システムの進化の方向性について述べる。
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17:10〜17:15 |
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閉講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 庶務幹事 |