9:45〜9:50 |
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開講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 支部長 |
9:50〜10:50 |
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放送・スマホ連携SyncCast Ver.3システム開発と ビジネスの可能性
マルチスクリーン型放送研究会
毎日放送経営戦略室 齊藤 浩史、濱口 伸
テレビ大阪経営戦略局 西井 正信
NetflixやTVerの開始など動画配信元年といわれた2015年。テレビ局はいよいよ本腰を入れて視聴者との接点をデザインし直す必要に迫られています。
(1)テレビ放送にタイミングを合わせて関連情報をスマホに
配信する。
(2)それらの情報に接した人がどう振る舞ったのかを記録する。
マル研SyncCastがこれまで提案してきた2つのコンセプトをさらに進化させる取り組みを紹介します。
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10:50〜11:50 |
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進化する標的型サイバー攻撃と闘うための対策と考え方
NTTコミュニケーションズ MSS推進室 竹内 文孝
自然災害や海外におけるテロ活動等と並び、サイバー攻撃は企業経営リスクの一つとして認識されるようになりました。巧妙化する標的型サイバー攻撃に対して、組織のICT環境を守り、情報漏洩を防ぐためには、自組織だけではなく、グループ一体で情報資産を守る必要性が高まっています。本講では、NTTコムの提唱する、セキュリティ対策のステップ論と「成熟度モデル」を軸に、組織がとるべき強化策を説明します。
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11:50〜13:00 |
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(昼食休憩) |
13:00〜14:00 |
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「2020、TOKYO、デジタル。」
慶応義塾大学大学院 中村 伊知哉
2020年、東京オリンピック・パラリンピックに向けて、マルチデバイス、クラウド、ソーシャルメディア等からなる「スマート化」の完成と、ウェアラブル、ロボット、AI等からなる「IoT」の整備とが同時に走ります。インフラの整備と先端の開拓。日本のおもてなしを映像技術がお手伝いすることでしょう。 国も意欲的ですが、あくまで主役は民間。その展望を共有しましょう。
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14:00〜15:00 |
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先進事例にみるMicrosoft Azureを使ったIP動画配信
日本マイクロソフト 畠山 大有
国内外で多くのクラウドを使った動画配信事例が増えており、実に多様な利用シナリオが見えてきました。MPEG-DASH/Common Encryptionなどの業界標準技術の受信機もかなり普及してきています。このセッションではサイマルなどビジネス的に意欲的な事例を中心に、Microsoft Azureが、どう動画配信のシステムを担っているのかを、背景となる技術を中心にデモも交えてご紹介します。
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15:00〜15:10 |
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(休憩) |
15:10〜16:10 |
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8K超高精細映像技術を活用した医療応用の可能性について
日本大学総合科学研究所 山下 紘正
私たちは、日本発の超高解像度8K映像技術の医療応用として、これまでに8K腹腔鏡下動物実験(2013年12月)、臨床での8K腹腔鏡下胆嚢摘出手術(2014年11月)、臨床での8K顕微鏡眼科手術(2014年12月)を世界で初めて行い、医療応用への可能性の高さを実感することとなりました。これまでに実証してきた取り組みや、その中で明らかとなった技術課題を整理することで、これらを実用化し、医療で普及させていくための方策につき述べてみたいと思います。
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16:10〜17:10 |
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ハイブリッドキャストのフレームワークについて
NHK放送技術局 メディア技術センター 藏ヶア 文
放送通信連携により新たな視聴体験ができるHybridcastサービスは、NHKで2013年9月2日に開始され、現在、十数本のコンテンツを同時に運用しています。本講演では、Hybridcastを放送同様の高い品質で提供できるように独自開発した制作・運用環境システムや、コンテンツの企画・制作から公開するまでの一連のフレームワークについて、「おかあさんといっしょ」「経済フロントライン」などHTML5の魅力を最大限に引き出した最新番組事例を用いて紹介します。
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17:10〜17:15 |
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閉講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 庶務幹事 |