電気三学会関西支部専門講習会 開催ご案内
(電気学会,電子情報通信学会,映像情報メディア学会)

共創する人間とAI
〜放送業界発、あらたなAIの模索〜

要 旨
 放送の現場で人間のサポーターとなるAIが続々と育成、実用化されようとしています。放送以外の業界でもこうした流れ(AIと人間との共創)は、すぐに現実味を帯びてくることが予想されます。そこで、本講習会ではAIの進化の現状を展望しながら、放送業界におけるAI活用を中心として最新動向や研究事例についてご講演頂きますので、奮ってご参加ください。

日 時
平成30年10月12日(金)10時00分〜17時15分

場 所
 
中央電気倶楽部513号室(大阪市北区堂島浜2−1−25)
堂島地下街南詰を右側に上り、右へ約50m、左側のレンガ造り建物

講演内容
10:00〜10:05 開講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 支部長
10:05〜11:45 放送業界を取り巻くAIの進化とNHKにおける研究事例
NHK放送技術研究所 専任局長 AI活用推進事務局長
岩城 正和
スマートプロダクション研究部 上級研究員
後藤 淳
 NHK放送技術研究所では、新しい放送技術とサービスを創造するため「リアリティーイメージング」「コネクテッドメディア」「スマートプロダクション」を柱として、より豊かな放送サービスの実現を目指して研究開発に取り組んでいます。近年の放送業界を取り巻くAIの進化と全体像を展望した上で、具体的な研究事例についても紹介します。
11:45〜13:00 (昼食休憩)
13:00〜14:00 AIによるニュース制作の最新トレンド、フェイクニュース対策から新時代の最新テクノロジーまで、私たちがいま考えなければいけないこと。
株式会社Spectee 代表取締役CEO
村上 建治郎
 AIを活用したニュース制作はどこまで進んでいるのか、国内のみならず世界のトレンドまでを紹介、さらに問題になるフェイクニュースやデマ情報対策、そして最新テクノロジーが私たちの未来をどう変えていくのか。メディア業界のみならず、すべての企業が考えなければならない未来の変化を紹介します。
14:00〜15:00 テレビとAI・ロボットの出会い
日本テレビ放送網株式会社 技術統括局技術開発
兼 ICT戦略本部
川上 皓平
 日本テレビではAIを活用した制作支援や新サービス開発などに取り組んでおり、最新技術による新たな表現の可能性を研究しています。さらに今年入社したアンドロイドアナウンサー「アオイエリカ」のWeb、イベント、番組などでの活動を推進しており、最新技術を活用したテレビ体験の研究の事例を紹介します。
15:00〜15:10 (休憩)
15:10〜16:10 コンテンツ/クリエーティブ領域へのAI活用の可能性
株式会社 電通
児玉 拓也
 AIはコモディティ化を続け、さまざまな業務がAIによって変わろうとしています。それは、最も「人間らしい」活動のように感じられる「コンテンツ・クリエーティビティ」領域も例外ではありません。単にAIに業務を置き換えていくのではなく、発想支援、予測モデルなどを通して人間のクリエーティビティを引き出す試みを、電通における活用事例を交えて紹介します。
16:10〜17:10 パナソニックのAI活用戦略
パナソニック株式会社
井上 昭彦
 パナソニックでは、日々進化するAI技術を応用し様々な分野に展開することによって、便利で快適な世の中を創出するための活動に取り組んでいます。パナソニックが描いているAIの活用戦略について、これまでに取り組んできた具体的な事例を交えながら紹介します。
17:10〜17:15 閉講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部  庶務幹事

聴講料
主催学会会員 (正員 10,000円、准員・学生員 無料)(会員不課税)
会員外 (一般 15,000円、学生 5,000円)(会員外消費税込み)
但し、開講日に60歳以上の方は、上記聴講料の50%を割引します。
受付時に年齢が分かる 本人確認書類等のご提示をお願いします。
尚、聴講料は、事前振込または当日現金にてお支払いください。
映像情報メディア学会、電気学会、電子情報通信学会、照明学会、
情報処理学会の会員の方は会員価格で参加いただけます。

定  員
80名(定員になり次第、締め切らせていただきます)

申込方法
次の「申し込みフォーム」からお申し込みください。
講習会題目・開催日・会員種別・氏名・連絡先(会社名・所属・郵便番号・所在地・電話番号)等をご入力いただき、お申込みください。後日、参加章と請求書を郵送します。なお、FAX、E-mailの場合は下記へお申込ください。

申込先
〒530-0004 大阪市北区堂島浜2-1-25 中央電気倶楽部内
関西電気関連学会事務センター
Tel (06) 6341-2529 FAX (06) 6341-2534
E-Mail: denki4g@ares.eonet.ne.jp

主  催
映像情報メディア学会・電気学会・電子情報通信学会 各関西支部


E-mail: denki4g@ares.eonet.ne.jp
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