9:45〜9:50 |
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開講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 支部長
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9:50〜10:50 |
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「5Gのリアルと未来」
株式会社NTTドコモ 執行役員 5Gイノベーション推進室長 中村 武宏
5Gの商用化が世界中で進められており、NTTドコモも今年秋開催のラグビーワールドカップにあわせ、5Gプレサービスを開始します。商用化に向け、NTTドコモは多くの実証実験を多様な業界のパートナーと進めてきましたが、それらの経験を通じて今後解決すべき課題も見出されています。本講演では、NTTドコモの5G導入計画や今までの取り組みの概要及び、見出された課題や5Gのさらなる発展についてご紹介します。
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10:50〜11:50 |
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「5Gの実現に向けた取組と展望」
総務省 総合通信基盤局 電波部 移動通信課 課長補佐 大野 誠司
5Gは、「多数接続」、「超低遅延」といった特徴を持つ次世代の移動通信システムであり、本格的なIoT 時代のICT 基盤として、早期実現が期待されています。 総務省では、5Gの実現に向け、要素技術を確立するための研究開発の推進、国際的な標準化活動を進める観点からの国際連携の強化、5G用に割り当てる周波数の確保等に取り組んでいます。2020年の5G通信実現を目指し、総務省が実施している取り組みについてご紹介します。
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11:50〜13:00 |
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(昼食休憩) |
13:00〜14:00 |
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「サイバネティクス・リアリティ」
奈良先端科学技術大学院大学 サイバネティクス・リアリティ工学研究室 教授 清川 清
サイバネティクスとは、人とシステムを統一的に扱う学問のことです。「リアリティ工学」は現実感を操作するあらゆる技術を総称する造語です。VR・AR・コンピュータビジョン・機械学習・生体情報処理など、先端技術を駆使することで、より自由自在に現実感を操作することができます。こうした未来の道具を用いることで、障害を補ったり、新たな能力を獲得したり、より便利に、より快適に、より安心して生活できることを目指しています。これらの研究について、ご紹介します。
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14:00〜15:00 |
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「ダイバースビジョン 〜 未来のメディア技術 〜」
NHK放送技術研究所 テレビ方式研究部 部長 境田 慎一
NHK放送技術研究所では、8Kや3Dテレビ、AR、VRなどのさまざまな表示デバイス向けに、統一的なフォーマットで放送する「ダイバースビジョン」という概念を提唱しています。この概念では,利用する機器や視聴環境に合わせて適応的に再生されるため,視聴スタイルの違いを意識する必要がありません。今回はこの「ダイバースビジョン」の概念や、現在研究している、高精細VR映像、インテグラル3D映像やARを活用したテレビ視聴スタイルなど、リアリティイメージングについて、ご紹介します。
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15:00〜15:15 |
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(休憩) |
15:15〜16:15 |
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「ジオスタ 〜 AR&5G &クラウドでスポーツ観戦を拡張 〜」
株式会社 フジテレビジョン デジタルデザイン部 企画担当部長 冨士川 祐輔
フジテレビジョンでは、NTTドコモと共同で、2020年にサービス提供開始を目指している5Gの実証実験として、ARでスポーツ観戦する「ジオスタ」を開発しました。本コンテンツは、試合の様子をクラウドコンピューティングにより(端末依存せずに)ARで立体的に再現、5Gの高速大容量によりテレビのスポーツ中継とリアルタイム連動した全く新しいスポーツ観戦を実現します。今回は「フジサンケイレディスクラッシック」「スーパーフォーミュラ」「Jリーグルヴァンカップ」など2017年より行ってきた「ジオスタ」のトライアルを中心に、フジテレビジョンが取り組む次世代コンテンツについてご紹介します。
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16:15〜17:15 |
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「USJのVRエンターテイメントデザイン」
合同会社 ユー・エス・ジェイ ユニバーサル・クリエイティブ・プロジェクトディレクター マット ジョーンズ
ユニバーサルスタジオジャパンでは、数々のVR・XRのエンターテイメントシステムで、臨場感・没入感の高いアトラク
ションをご用意し、多くの方に楽しんでいただいています。これらのアトラクションには最新のVR・XR技術を導入してお
り、様々な工夫や趣向を凝らすことでお客様の満足度向上に貢献しています。今回は、これらアトラクションで使用して
いるVRやXRコンテンツのシステムデザインについて、詳しくご紹介します。
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17:15〜17:20 |
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閉講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 庶務幹事 |