13:05〜13:10 |
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開講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 支部長
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13:10〜13:50 |
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『多面的に広がるバーチャルプロダクションの可能性』
ソニーPCL株式会社 クリエイティブ部門
ビジュアルソリューションビジネス部 統括部長 小林 大輔
ハリウッドをはじめ、世界的に採用が進んでいる撮影手法として注目される、大型LEDディスプレイを使用した"バーチャルプロダクション(VP)"。都内でその常設スタジオを運営するソニーPCLが、複数の制作事例を交えながらその実用性や魅力を解説。テレビ番組制作、CM、イベント、映画などのVP事例に興味がある方、現在VPでの映像制作を検討している方から、スタジオ構築自体に興味がある方にも有用な内容をお届けします。
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13:50〜14:30 |
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『けいはんなバーチャルスタジオの取り組みと、京都太秦「まるデジ」について』
キルアフィルム株式会社 京都スタジオ・VFXスーパーバイザー 北 昌規
2021年11月に弊社が運営を行う官民のバーチャルスタジオがKICK(けいはんなオープンイノベーションセンター)に誕生しました。オープン後は、リアルタイムカメラトラッキングシステムとモーションキャプチャーをリアルタイムで組み合わせ、メタバースの中でアバターと共演できるスタジオとして稼働を開始しました。また、京都太秦では「まるっとデジタル大作戦(通称:まるデジ)」を立ち上げ、デジタルツインの時代劇アセットの制作やバーチャル撮影用のアプリケーションの開発、専門のコーディネーターの育成を行い、プリプロからポスプロまで対応しています。本講演では、これまでの新たな映像制作の取り組みや、開発したアプリケーションなどをご紹介します。
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14:30〜14:40 |
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(休憩) |
14:40〜15:20 |
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『歴史探偵「大坂城VR」におけるインカメラVFX技術の応用』
日本放送協会 大阪放送局 コンテンツセンター第1部 チーフリード 高橋 佳宏
NHK大阪放送局制作の歴史番組、歴史探偵の「大坂城VR」においては、豊臣秀吉時代の大坂城をVR空間に再現し、その中を出演者がVRゴーグルを着用して歩き回るという演出を行いました。通常、VRはゴーグルを着用している本人の主観映像しか見えませんが、この番組ではVR空間の客観映像を見せる事で、より説得力のある番組となりました。本講演では、インカメラVFXの技術を応用して実現された番組の裏側について解説します。
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15:20〜16:00 |
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『LEDがもたらす新しい映像制作の可能性』
株式会社スローネ 代表取締役 プロデューサー/VFXプロデューサー 結城 崇史
新たな映像制作手法として注目されているLEDを利用した映像撮影。特にインカメラVFXは「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」や2021年アカデミー賞で話題の映画「Mank/マンク」などが有名な話ですが、日本でもいよいよ2021年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で使用しました。また、テレビ小説「舞いあがれ!」でもLEDを使った映像撮影を使用しています。この講演では、この新しい映像制作の可能性について経験とともに語ります。
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16:00〜16:10 |
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(休憩) |
16:10〜16:50 |
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『世界陸上2022オレゴンにおけるXRステージ』
株式会社TBSテレビ メディアテクノロジー局未来技術設計部 勝俣 祐輝
「現地に行けないけれど、現地の臨場感を伝えたい」この難題を解決する為に、TBSのテクノロジーとデサインに関わるスタッフの総力を結集して取り組んだ世界陸上2022オレゴン大会におけるXR(eXtended Reality)での演出をご紹介します。これにより、現地同様の臨場感を東京にいながら伝えることに成功し、現地スタジオでは不可能であった映像演出も実現できました。
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16:50〜17:30 |
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『メタバースの今とこれから~新しい文化にどう向き合うべきか~』
株式会社 Gugenka 取締役マネージャー 荻谷 哲
昨今バズワードとなっている「メタバース」の現状について、世界最大級のメタバースプラットフォーム『VRChat』の公式パートナーであるGugenkaでメタバース関連の新規事業やイベントプロデュースに関わってきた観点から解説、また今後のメタバースの発展と未来像について語るとともに、どうメタバースとそこに関わる文化や人々と向きあうべきかをテーマにお話しします。
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17:30〜17:35 |
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閉講の挨拶
映像情報メディア学会関西支部 庶務幹事 |