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海外文献集録 webzine について
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番号 2008-105 | 動き補償の残差予測を用いた映像符号化方式 | ||
K. Zhang, et al. | Directional Residue Prediction with Motion Alignment for Video Coding | pp.1124-1125 | |
本稿は,動き予測とIntra予測を組み合わせた映像符号化方式を提案する.まず,動き予測では符号化対象ブロックだけでなく隣接する左と上のラインも同時に予測残差を計算する.次に,隣接画素の残差からはH.264のIntra予測と同等の予測方法で符号化対象ブロックの残差を予測し,残差の残差を符号化する.JM 13.2と比較した実験では,平均0.53dBの画質向上と20%以上の符号量削減を確認した. |
番号 2008-106 | 領域分割のためのテクスチャ特徴量 | ||
R. Ahmed, et al. | Texture as Pixel Feature for Video Object Segmentation | pp.1126-1127 | |
本稿は,テクスチャ特徴量による映像の領域分割を提案する.テクスチャ特徴量としては画素の標準偏差とフラクタル次元を用いる.従来法にテクスチャ特徴量を適用した実験では,オリジナルの従来法より精度が向上したことを示す. |
番号 2008-107 | 日本における家庭用燃料電池の商用化 | ||
J. Boyd | Home Fuel Cells to Sell in Japan | p.20 | |
本稿は,日本における家庭用燃料電池への取り組みを紹介する.燃料電池の仕組みを解説しつつ,日本政府が燃料電池の実用化のため民間の5社に4年間で1億ドル以上を費やしていることを紹介する.また,2009年にはパナソニックが家庭用燃料電池の販売を開始することを伝え,その性能と効果および今後の展開を詳細に記す. |
番号 2008-108 | 動きベクトル予測の最適化 | ||
G. Laorche, et al. | RD Optimized Coding for Motion Vector Predictor Selection | pp.1247-1257 | |
次世代映像符号化規格の目標について,ITU-TはH.264比で符号量50%削減を掲げている.本稿ではその中で,動きベクトルの符号量削減方法を提案する. H.264 では1種類だった予測ベクトルについて,直前フレームの情報を利用するなど,新たに10種類もの予測ベクトルを導入したほか,これまで使われなかった隣接Bピクチャの情報を利用する方法について検証している.実験の結果,これらを組み合わせることでベースライン・プロファイルで平均 7.7%の符号量が削減できることが分かった. |
番号 2008-109 | HMRFとファジィクラスタリングによる画像分割 | ||
S.P.Chatzis, et al. | A Fuzzy Clustering Approach toward Hidden Markov Random Field Models for Enhanced Spatially Constrained Image Segmentation | pp.1351-1361 | |
隠れマルコフランダムフィールド(HMRF)にファジィクラスタリングの手法を取り入れた画像分割アルゴリズムの提案.合成画像と実世界の画像による実験で, そのほかのアルゴリズムに対する優位性が示された. |
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