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海外文献集録 webzine について
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番号 2012-006 | スマートフォン用の協調的な自立無線指紋法 | ||
Y. Kim, et al. | Smartphone-based Collaborative and Autonomous Radio Fingerprinting | pp.1511-1521 | |
現在の受信信号強度(RSS)の指紋法による屋内位置推定手法はコストとオフラインの学習フェーズの時間の問題を解決していない.本論文では自律的で協調的な R SS指紋法の収集と位置推定手法を提案する.提案手法は最新のアンドロイドスマートフォンで実装し,実験により屋内環境で自動指紋法により理想的な位置推定精度を取得できることを確認した. |
番号 2012-007 | IGZO-TFTの不安定性に対するアニール効果 | ||
M. D. H. Chowdhury, et al. | Effect of Annealing Time on Bias Stress and Light-induced Instabilities in Amorphous Indium-gallium-zinc-oxide Thin-film Transistors | #114503pp.1-5 | |
低温プロセスで作製したIGZO-TFTの特性を向上させるため,ポストアニール温度が250〜280℃におけるTFT特性のアニール時間依存性を調べた.その結果,長時間のアニールほど伝達特性におけるヒステリシスと同様に,バイアスストレスや光誘起による不安定性も減少できることが分かった.この長時間アニールの有用な効果は,非晶質構造の再構成によるものであり,より安定な状態になったためである. |
番号 2012-008 | 光フェーズドアレイによるシリコン光ビーム走査素子 | ||
K.Van Acoleyen, et al. | One-dimensional Off-chip Beam Steering and Shaping using Optical Phased Arrays on Silicon-on-insulator | pp.3500-3505 | |
シリコン基板上に形成した光導波路を用いた光ビーム走査素子を検討している.光導波路で16素子の光学的フェーズドアレイを構成し,熱光学的に各導波路の位相を制御してチップ外に向かうビームの方向を制御する.可動部分を持たない特徴をもつ.ビーム幅は1.27°走査角23°を実現できた.実験の結果,従来法に比べて走査範囲が広くサイドローブが小さいことがわかった. |
番号 2012-009 | DNAによる可逆論理回路 | ||
A. Genot, et al. | Reversible Logic Circuits Made of DNA | pp.20080-20083 | |
分子論理回路技術は基本計算以外に生体分子検査への適用が期待されている.著者らは,DNAのハイブリダイゼーションを基にしたANDゲートと,このANDゲートと標識用蛍光試薬を用いてDNA検出の可逆論理回路を設計した.ANDゲートはヘアピン構造のDNAである.本稿では,一本鎖DNAを入力とし,ハイブリダイゼーションによる構造変化したDNAの蛍光を出力として実際に演算も行った.入出力過程は可逆的であるため連続的な生体分子検査や論理回路設計から遺伝子関連技術への応用を見込んでいる. |
番号 2012-010 | カニッツァ錯視の認知モデル | ||
E. Ron, et al. | Is the Kanizsa Illusion Triggered by the Simultaneous Contrast Mechanism? | pp.2629-2641 | |
周辺図形により実在しない輪郭が見えるカニッツァ錯視の新しい認知モデルを提案している.提案の認識過程をシミュレーションし,類似図形でコントラストの違いにより錯視が生じる場合と生じない場合をよく予測できることが示された. |
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