| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2009-02-27 16:00
地上デジタル放送波を利用した測位システムに関する検討
○水野翔太・石川 悟・岩田健一・米澤彰賢・都竹愛一郎（名城大） |
| 抄録 |
（和） |
地上デジタル放送では、周波数の有効利用のためにSFN(Single Frequency Network:単一周波数中継)が
行われている。SFN では、中継局が互いに妨害を与えないよう、搬送波周波数の精度・安定度ともに高い水準で運
用されている。また、我々はこれまでに、遅延プロファイルを用いることでSFN 環境においても各中継局の放送波
の位相変動から搬送波周波数を精密に測定する手法を提案している。
本報告では、我々の提案した位相変動の精密測定手法の応用として、移動による位相の変化から基準点と移動後
の点の位置関係を測定する相対測位を行った結果について述べる。 |
| （英） |
In case of the ISDB-T, SFN(Single Frequency Network) is introduced for efficient frequency use. In SFN
environment, relay stations are keeping high precision and stability of carrier wave frequency so as not to interfere each
broadcasting wave. And, we proposed a new phase fluctuation measurement method which can measure the frequency of each
relay station’s wave even in SFN environment by using the delay profiles.
In this paper, we describe measurement results of the relative positioning measured by the proposed method. |
| キーワード |
（和） |
地上デジタル放送 / SFN / 位相変動 / 相対測位 / / / / |
| （英） |
ISDB-T / SFN / Phase fluctuation / Relative positioning / / / / |
| 文献情報 |
映情学技報, vol. 33, no. 10, BCT2008-37, pp. 17-20, 2009年2月. |
| 資料番号 |
BCT2008-37 |
| 発行日 |
2009-02-20 (BCT) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 1342-6893 |
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