| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2009-02-27 16:30
地上デジタル放送におけるキャリア間干渉除去法の検討
○岩田健一・水野翔太・石川 悟・米澤彰賢・都竹愛一郎（名城大） |
| 抄録 |
（和） |
現在開発が進められている成層圏プラットフォームにおいてソーラープレーンを用いた場合、常に旋回飛行しなければならないため、最大約200Hzの周波数ずれが起こると推測される。地上デジタル放送の伝送方式であるOFDMはドップラーシフトに弱いため、地上系との周波数共用を行った場合、キャリア間干渉によって広い範囲で受信不可能となることが予想される。そこで、周波数共用を行うにはキャリア間干渉除去が重要となる。
本報告では、受信機の復調回路において、遅延波の周波数ずれを推定し、キャリア間干渉による影響量を算出し、受信信号から差し引くことでその影響を軽減する方法を提案し、シミュレーションにより本提案手法の有効性を検討した結果について述べる。 |
| （英） |
When a solar plane is used for SPF (Stratospheric Platform), it has to perform a loop maneuver, so it is expected that 200Hz of Doppler shift will be caused. OFDM, a transmitting method in use for DTTB, is vulnerable to a delayed wave whose frequency is changed. So when the same frequency is shared by SPF and a terrestrial broadcasting, it is expected that ICI (Inter-Carrier Interference) will occur and it will cause a large poor reception area.
In this paper, we propose an ICI canceling method, and describe the results of the simulation about the effectiveness of the method. |
| キーワード |
（和） |
地上デジタル放送 / キャリア間干渉 / 成層圏プラットフォーム / / / / / |
| （英） |
DTTB / ICI / SPF / / / / / |
| 文献情報 |
映情学技報, vol. 33, no. 10, BCT2008-38, pp. 21-24, 2009年2月. |
| 資料番号 |
BCT2008-38 |
| 発行日 |
2009-02-20 (BCT) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 1342-6893 |
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