講演抄録/キーワード |
講演名 |
2011-12-12 13:30
複数の画像特徴量に基づく有害コンテンツ検出法の一検討 ○松本大輔・青木輝勝(東北大) |
抄録 |
(和) |
高精度のアダルトアニメフィルタリングシステムを実現するためには、複数の特徴量を組み合わせてフィルタリングシステムを構成する必要があり、そのために、利用しうる新たな特徴量を提案していくことが重要になる。本稿では、アダルト情報を含むアニメに当てはまる性質に基づき、新たな特徴量として“同一輝度値を持つ画素の割合”を利用することを提案する。フレームの画素値をヒストグラム化することによりこの特徴量を記述し、閾値処理を施すことによってアダルト映像の判定を行うパラメータとする。映像ソースを利用した実験により、 提案した特徴量がアダルトアニメフィルタリングに有用な特徴量であることを示し、更に複数の特徴量を組み合わせることによってより精度良くアダルトアニメを検出できるということを示す。 |
(英) |
In this paper, we propose a new objectionable content detection method which uses "the rate of a pixel with the same luminosity value" as new image features and the filtering system which combined two or more features. In order to describe these features, we calculate the histogram of pixel values and judges whether an animation video is pornographic or not by performing the threshold processing. We show that our proposal is a very powerful for pornographic animation detection and a filtering system based on some image features can detect pornographic animation more sufficiently, by experimental results. |
キーワード |
(和) |
有害コンテンツ / フィルタリング / 画像理解 / 画像特徴量 / / / / |
(英) |
Objectionable content / filtering / Image comprehension / Image features / / / / |
文献情報 |
映情学技報, vol. 35, no. 52, ME2011-135, pp. 17-20, 2011年12月. |
資料番号 |
ME2011-135 |
発行日 |
2011-12-05 (ME) |
ISSN |
Print edition: ISSN 1342-6893 |
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