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講演抄録/キーワード
講演名 2013-02-20 15:35
ロバストLLRを用いたマルチキャリア重畳伝送方式の特性評価
依田尚賢林 玄史大槻知明慶大)・増野 淳杉山隆利NTT
抄録 (和) 複数通信チャネルの所要周波数帯域を重ね合せて伝送し,周波数利用効率を改善するマルチキャリア重畳伝送が検討されている.マルチキャリア重畳伝送では,干渉重畳帯域のサブキャリアに対応する初期尤度を希望波対干渉波電力比(DUR)に応じて重み付け(FEC 尤度重み付け)して誤り訂正復号することにより,干渉を抑圧できることが示されている.この処理に必要な重畳帯域およびDURの検出手法として,受信レプリカ信号を受信信号から差し引くことで得られる,残留電力に基づく手法が提案された.この検出法では,CRCチェックを行いビット誤りのないパケットのみを用いるため,雑音電力や干渉波電力が大きい場合にはCRCチェックを通過するパケットが少なくなり,検出時間が長くなってしまう.また,従来法は複数の干渉波や狭帯域干渉波が存在した場合には適用できない問題があった.
本稿では,初期尤度としてロバストLLRを用い,全パケットを用いた残留電力に基づき,干渉波の帯域と強度を検出する手法を提案する.計算機シミュレーションにより,従来法と比較して提案法はDUR推定精度を低下させずに重畳帯域検出時間を短縮できることを示す. 
(英) Superposed multicarrier transmission scheme is known to improve frequency utilization efficiency where several wireless systems share spectrum. In the superposed multicarrier transmission scheme, interference can be suppressed by setting corresponding initial log likelihood ratio (LLR) to proper values determined by desired to undesired power ratio (DUR). To estimate the interference power and affected subcarriers, a scheme based on a residual power calculated by subtracting hard replica signal from received signal is proposed.
This scheme uses CRC check and generates replica from only error-free signals. Thus, it requires longer detection period if the noise power or the interference power is large because less correct packets are received. Moreover, the detectable type of interference is limited to only wide-band interference.
In this report we propose a superposed band and interference power estimation technique based on the residual power. Our proposed scheme adopts Robust LLRs and averages the residual power over all packets even if these contain bit errors. Simulation results indicate that the proposed method performs fast interference detection while maintain the conventional DUR estimation accuracy.
キーワード (和) マルチキャリア重畳伝送 / 干渉波検出 / ロバストLLR / / / / /  
(英) Superposed multicarrier transmission / interference detection / Robust LLRs / / / / /  
文献情報 映情学技報, vol. 37, no. 9, BCT2013-45, pp. 29-32, 2013年2月.
資料番号 BCT2013-45 
発行日 2013-02-13 (BCT) 
ISSN Print edition: ISSN 1342-6893
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研究会情報
研究会 BCT IEEE-BT  
開催期間 2013-02-20 - 2013-02-21 
開催地(和) かんぽの宿 那覇レクセンター 
開催地(英)  
テーマ(和) 学生・若手発表および一般 
テーマ(英)  
講演論文情報の詳細
申込み研究会 BCT 
会議コード 2013-02-BCT-BT 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) ロバストLLRを用いたマルチキャリア重畳伝送方式の特性評価 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) Performance Analysis of Superposed Multicarrier Transmission Using Robust LLR 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) マルチキャリア重畳伝送 / Superposed multicarrier transmission  
キーワード(2)(和/英) 干渉波検出 / interference detection  
キーワード(3)(和/英) ロバストLLR / Robust LLRs  
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キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 依田 尚賢 / Naotoshi Yoda / ヨダ ナオトシ
第1著者 所属(和/英) 慶應義塾大学 (略称: 慶大)
Keio University (略称: Keio Univ.)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 林 玄史 / Genji Hayashi / ハヤシ ゲンジ
第2著者 所属(和/英) 慶應義塾大学 (略称: 慶大)
Keio University (略称: Keio Univ.)
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) 大槻 知明 / Tomoaki Ohtsuki / オオツキ トモアキ
第3著者 所属(和/英) 慶應義塾大学 (略称: 慶大)
Keio University (略称: Keio Univ.)
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) 増野 淳 / Jun Mashino / マシノ ジュン
第4著者 所属(和/英) 日本電信電話株式会社 (略称: NTT)
NTT (略称: NTT)
第5著者 氏名(和/英/ヨミ) 杉山 隆利 / Takatoshi Sugiyama / スギヤマ タカトシ
第5著者 所属(和/英) 日本電信電話株式会社 (略称: NTT)
NTT (略称: NTT)
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講演者 第1著者 
発表日時 2013-02-20 15:35:00 
発表時間 20分 
申込先研究会 BCT 
資料番号 BCT2013-45 
巻番号(vol) vol.37 
号番号(no) no.9 
ページ範囲 pp.29-32 
ページ数
発行日 2013-02-13 (BCT) 


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