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講演抄録/キーワード
講演名 2015-11-13 13:40
ヘッドマウントディスプレイを用いた到達把持運動における視覚・触覚情報の寄与に関する検討
福井隆雄国リハ研)・井上和哉関学大)・小松丈洋高知県警科捜研)・佐藤暢哉関学大
抄録 (和) 把持動作の際の指間距離(つかみ幅)の調節に,視覚情報と触覚情報それぞれがどのように関与しているかを検討するため,ヘッドマウントディスプレイを用いて,(1) 物体サイズに関する視覚・触覚情報間に不一致が生じた場合と(2) 触覚情報が利用できない場合における運動学的特性を調べた.実験参加者は,提示された3Dイメージへの運動を求められたが,物体サイズに1 cmの不一致を生じさせたところ,触覚情報にしたがい,つかみ幅の調節を行った.触覚情報がなく視覚イメージのみによる把持動作の運動学的特性は,把持時に触覚情報がある場合とは異なっていた.以上より,到達把持運動における正確な指間距離調節において,視覚イメージのみでは十分ではなく,触覚情報によるキャリブレーションが不可欠であることが示された. 
(英) The aim of this study is to investigate how we modulate our grip scaling when inconsistent or no haptic information of target object is provided. Participants put on a head mounted display to independently manipulate each visual and haptic information of the target object. We found that i) participants tended to rely on haptic information dominantly for grip scaling when there was a conflict between visual and haptic information, and that ii) kinematics properties in the condition where the visual image corresponding to the 5-cm object was presented but no real object was presented (i.e., no haptic information was provided) were quite different from those in the condition where the veridical haptic information was provided. These results suggest that, for appropriate grip scaling, vision is not enough to compensate for a lack of (or inconsistent) haptic information.
キーワード (和) 到達把持運動 / 視覚・触覚情報 / バーチャルリアリティ / / / / /  
(英) Reach-to-grasp movements / Visual and haptic information / Virtual reality / / / / /  
文献情報 映情学技報, vol. 39, pp. 1-4, 2015年11月.
資料番号  
発行日 2015-11-06 (HI) 
ISSN Print edition: ISSN 1342-6893    Online edition: ISSN 2424-1970
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研究会情報
研究会 HI VRPSY  
開催期間 2015-11-13 - 2015-11-14 
開催地(和) 鹿児島大学 郡元キャンパス 
開催地(英) Korimoto Campus, Kagoshima Univ. 
テーマ(和) 視聴覚の基礎と応用,マルチモーダル,感性情報処理,一般 
テーマ(英) Visual and auditory Senses, multi modal processing, Kansei information processing, etc. 
講演論文情報の詳細
申込み研究会 VRPSY 
会議コード 2015-11-HI-VRPSY 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) ヘッドマウントディスプレイを用いた到達把持運動における視覚・触覚情報の寄与に関する検討 
サブタイトル(和)
タイトル(英) Involvement of visual and haptic information in grip configuration for reach-to-grasp movements 
サブタイトル(英) an experimental study using a head mounted display 
キーワード(1)(和/英) 到達把持運動 / Reach-to-grasp movements  
キーワード(2)(和/英) 視覚・触覚情報 / Visual and haptic information  
キーワード(3)(和/英) バーチャルリアリティ / Virtual reality  
キーワード(4)(和/英) /  
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キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 福井 隆雄 / Takao Fukui / フクイ タカオ
第1著者 所属(和/英) 国立障害者リハビリテーションセンター研究所 (略称: 国リハ研)
Research Institute of National Rehabilitation Center for Persons with Disabilities (略称: NRCD)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 井上 和哉 / Kazuya Inoue / イノウエ カズヤ
第2著者 所属(和/英) 関西学院大学 (略称: 関学大)
Kwansei Gakuin University (略称: Kwansei Gakuin Univ.)
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) 小松 丈洋 / Takehiro Komatsu / コマツ タケヒロ
第3著者 所属(和/英) 高知県警科学捜査研究所 (略称: 高知県警科捜研)
Forensic Science Laboratory of Kochi Prefectural Police Headquarters (略称: Forensic Sci. Lab. of Kochi Pref. Police Headquar)
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) 佐藤 暢哉 / Nobuya Sato / サトウ ノブヤ
第4著者 所属(和/英) 関西学院大学 (略称: 関学大)
Kwansei Gakuin University (略称: Kwansei Gakuin Univ.)
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講演者 第1著者 
発表日時 2015-11-13 13:40:00 
発表時間 20分 
申込先研究会 VRPSY 
資料番号 HI2015-58 
巻番号(vol) vol.39 
号番号(no) no.43 
ページ範囲 pp.1-4 
ページ数
発行日 2015-11-06 (HI) 


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