| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2017-03-08 14:00
初期視覚系受容野特性と高次運動選択機構を考慮した自己運動映像に対する顕著性推定モデル
○小玉光将・小濱 剛（近畿大） |
| 抄録 |
（和） |
本研究では，高速の自己運動パターンに対して，注意が誘導される領域の予測を行う数理モデルの構築を目的として，初期視覚系受容野における中心周辺拮抗型の空間差分や順応をもたらす時間応答特性，およびMT野（middle tempral area）やMST野（medial superior temporal area）における高次運動検出機構による特徴抽出を考慮した顕著性推定モデルを構築した．自動車内に固定したカメラにより撮影した高速自己運動映像を入力としてシュミレーションを行い，実測データとの比較を行った．その結果，注意領域の予測精度を示すNSSスコア（Normalized Scanpath Saliency score）は，他の代表的な顕著性推定モデルに比較して，提案モデルの方が有意に高いことが示された．このことから，提案モデルは，高速自己運動映像に対して，よりヒトの視知覚に近い注意領域の予測が可能であることが示された． |
| （英） |
The purpose of this study is to construct a mathematical model which predicts saliency regions in high-speed egocentric-motion movies. The proposed model was considered the spatial differentiation by the center-surround organization of receptive fields, time response characteristics which generate visual adaptation, and motion feature extraction by higher order motion detection mechanism in the middle tempral area (MT) and the medial superior temporal area (MST). We simulated by using high-speed egocentric-motion movies, filmed by an embedded camera in a driving vehicle, and compared it with human scan-path data. The simulation results indicate that the proposed model detects more salient objects around the vanishing point than the conventional saliency based model. The moving-NSS scores, the index of prediction-accuracy of focal attention area, are significantly higher in our model than those of the conventional saliency estimation models. These results suggest that the proposed model is able to predict the focal attention area similar to the human visual perception in the high-speed self-motion image. |
| キーワード |
（和） |
顕著性マップ / 初期視覚系受容野 / MT野 / MST野 / 受容野モデル / / / |
| （英） |
Saliency map / Early Visual System / Visual area MT / / / / / |
| 文献情報 |
映情学技報, vol. 41, no. 9, HI2017-56, pp. 13-16, 2017年3月. |
| 資料番号 |
HI2017-56 |
| 発行日 |
2017-03-01 (HI) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 1342-6893 Online edition: ISSN 2424-1970 |
| PDFダウンロード |
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| 研究会情報 |
| 研究会 |
HI |
| 開催期間 |
2017-03-08 - 2017-03-08 |
| 開催地（和） |
東京農工大学 小金井キャンパス |
| 開催地（英） |
Tokyo University of Agriculture and Technology |
| テーマ（和） |
視聴覚技術,ヒューマンインタフェースおよび一般（立体映像技術[3DIT]研究会共催） |
| テーマ（英） |
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| 講演論文情報の詳細 |
| 申込み研究会 |
HI |
| 会議コード |
2017-03-HI |
| 本文の言語 |
日本語 |
| タイトル（和） |
初期視覚系受容野特性と高次運動選択機構を考慮した自己運動映像に対する顕著性推定モデル |
| サブタイトル（和） |
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| タイトル（英） |
A saliency estimation model for egocentric motion patterns considering receptive field properties of early visual system and higher order motion detection mechanisms |
| サブタイトル（英） |
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| キーワード(1)（和/英） |
顕著性マップ / Saliency map |
| キーワード(2)（和/英） |
初期視覚系受容野 / Early Visual System |
| キーワード(3)（和/英） |
MT野 / Visual area MT |
| キーワード(4)（和/英） |
MST野 / |
| キーワード(5)（和/英） |
受容野モデル / |
| キーワード(6)（和/英） |
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| キーワード(7)（和/英） |
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| キーワード(8)（和/英） |
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| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） |
小玉 光将 / Mitsuhiro Kodama / コダマ ミツヒロ |
| 第1著者 所属（和/英） |
近畿大学 (略称： 近畿大)
Kindai University (略称： Kindai Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） |
小濱 剛 / Takeshi Kohama / コハマ タケシ |
| 第2著者 所属（和/英） |
近畿大学 (略称： 近畿大)
Kindai University (略称： Kindai Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第3著者 所属（和/英） |
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| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第20著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 講演者 |
第1著者 |
| 発表日時 |
2017-03-08 14:00:00 |
| 発表時間 |
25分 |
| 申込先研究会 |
HI |
| 資料番号 |
HI2017-56 |
| 巻番号（vol） |
vol.41 |
| 号番号（no） |
no.9 |
| ページ範囲 |
pp.13-16 |
| ページ数 |
4 |
| 発行日 |
2017-03-01 (HI) |