| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2021-03-08 09:45
複数の2Dディスプレイとその呈示された画像を能動的に動かす際に生じるオクルージョンによる疑似的な奥行き知覚の提案
○小林大悟・陶山史郎・水科晴樹（徳島大） |
| 抄録 |
（和） |
ギャップをもって左右に配置した複数の2Dディスプレイを観察者が能動的に動かし，その呈示画像が画面の向こう側で留まって見えるように表示することで，ディスプレイの枠やギャップによるオクルージョン効果，および能動的な動きによるオクルージョン箇所の仮想的増大と画面サイズの仮想的拡大により，小さな画面であっても疑似的な奥行き知覚を大きく感じられる新たな3D表示方式を提案した．単眼観察時に，2台のディスプレイを150 °の角度を付けて設置し，かつ3秒周期と速く動かす条件下で，最大110 mmの奥行きを知覚できることを明らかとした． |
| （英） |
We propose a new 3D display method with not only occlusion effect but also pseudo increase of occlusion region and display size by active moving of multiple display. By monocular observation, the maximum perceived depth of 110 mm can be successfully obtained when two displays are set with bending at 150 degrees and stimuli are moved in fast cycle of 3 seconds. |
| キーワード |
（和） |
オクルージョン / 奥行き知覚 / 能動的な動き / / / / / |
| （英） |
Occlusion / Depth perception / Active moving / / / / / |
| 文献情報 |
映情学技報, vol. 45, 2021年3月. |
| 資料番号 |
|
| 発行日 |
2021-03-01 (3DIT) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 1342-6893 Online edition: ISSN 2424-1970 |
| PDFダウンロード |
|