近年、生成AI技術の飛躍的な進化に伴い、極めて精巧なディープフェイクが深刻な社会的脅威となっています。 映像コンテンツの信頼性が根底から揺らぐ中、偽情報から社会を守るための早急かつ具体的な対策が不可欠です。 本セミナーでは、映像取得から配信・放送波に至るまで、コンテンツを保護する「真正性技術」の全貌を紐解きます。 情報防衛の最前線で求められる最新の対策技術と知見を深めていただける、プログラムをご用意いたしました。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
| 日時 |
2026年(令和8年)9月17日(木)13時00分~15時10分 |
| 場所 |
Zoomによるオンライン開催 |
| 講義内容 |
13:00~13:05
開講の挨拶 映像情報メディア学会関西支部 支部長
13:05~13:45
『コンテンツ流通「真実性インフラ」化(Authenticity Infrastructure)C2PA規格準拠の社会インフラ整備の緊急性』
株式会社SHIFT
映像・金融インフラ設計コンサルタント 奥村 文隆
C2PAは、画像・動画等に「誰が・いつ・何で・どう編集したか」を暗号署名で結びつけ、改ざんを検知可能にする来歴証明の国際標準です。軽量・低コストで既存技術に依拠し後付けも可能なため、事実上の国際標準として普及が進みます。米国ではOpenAI等のAI/制作ツール、AP・ロイター等の通信社が先行し、DoDが政府初採用、AMAS(ISO/IEC/ITU)による国際標準化も加速します。マイクロコンテンツ時代に放送局が「真実性インフラ」を担う新役割と、我が国での制度設計の必要性を論じます。
13:45~14:25
『信頼性と即時性を両立した、報道ワークフローのミライ』
ソニーマーケティング株式会社
B2Bビジネス本部 技術・サービス部門 メディアソリューション技術部 統括部長 小貝 肇
生成AIやディープフェイクの急速な普及により、報道コンテンツの真正性と信頼性の確保がこれまで以上に重要な課題となっています。本講演では、ソニーが推進するコンテンツ認証技術の国際標準「C2PA」への取り組みと、世界で初めて動画コンテンツの真正性証明に対応した業務用カムコーダー「PXW-Z300」をご紹介します。さらに、不可視ウォーターマーク技術との連携によって実現する、信頼性と速報性を両立した次世代の報道ワークフローについて、その可能性と将来展望をお伝えします。
14:25~15:05
『物理法則が守る信頼「放送波インフラをトラストアンカーとして活用するIPDC×ブロックチェーン」』
関西テレビソフトウェア株式会社
ソリューションセンターデジタルデザイングループ 大山 悟
アテンションエコノミーを背景に生成AIによるディープフェイクが拡散し、インフォデミックへの懸念が高まる中、コンテンツクレデンシャルによる真正性保証が注目される一方、オフライン・通信制約下での検証は真正性保証の土台として未解決課題です。
本講演では、放送波による一方向通信とブロックチェーンが持つオフライン検証機構を組み合わせた設計と実証を解説し、OT・工場設備等、放送以外の領域への適用可能性も示します。
15:05~15:10
閉講の挨拶 映像情報メディア学会関西支部 庶務幹事 |
| 参加対象者 |
映像情報メディア学会会員(正員、准員、学生員、維持会員、アカデミックパートナー会員) |
| 参加費 |
無料 |
| 申込方法 |
映像情報メディア学会関西支部のホームページのフォーム(https://forms.gle/wzdkY9yn8PzhaJFy9)からお申し込みください。
内容を確認後、Zoom参加に必要なアドレスを送付いたします。 |
| 申込期限 |
2026年 9月 10日(木) |
| 注意点 |
やむを得ない事情により講演の内容が一部変更になる場合があります。
変更はHPで随時公開します。
また配布する講習会テキスト(PDF 形式)は設定により印刷不可、講演の映像に関しては録画不可とさせて頂きますのでご了承ください。
また、申し込み時に提出頂いた個人情報は本専門講習会に関する情報提供、参加確認等に使用します。その他プライバシーポリシーについては以下を参照ください。https://www.ite.or.jp/content/overview/#privacy |
| 主催 |
映像情報メディア学会 関西支部 |