放送制作におけるIP化最新動向
放送制作のIP化は、放送局内のシステムや機器を統合することで、作業効率の向上やコスト削減、データ共有や遠隔制作の実現、標準化の促進など、多数のメリットが期待されており、各種取り組みが始まりつつある状況です。
この講演では、放送制作業務のIP化やクラウド化に取り組む現状や実例、技術面や運用面の観点からの展望について、分かりやすくご講演いただきます。皆様、ふるってご参加ください。
日時 | 2023年(令和5年)7月19日(水) 13時00分~17時00分 |
場所 | Zoom meetingによるオンライン開催 |
講義内容 | 13:00~13:05
開講の挨拶 映像情報メディア学会関西支部 支部長 13:05~13:45 『番組制作用IPインタフェースの概要と標準化動向』 近年、放送機器間の接続において従来のSDIに代わる新たな方式であるIPインタフェースが注目され、導入が進んでいます。 13:45~14:25 『オールIPシステムによる制作サブの更新』 帯番組から全国ネット番組まで幅広く運用しているメインの制作サブ(2005年導入)をオールIPシステム(映像:ST2110・音声:Dante)で更新しました。 14:25~14:40 (休憩) 14:40~15:20 『IPを活用したオンプレミス・クラウドのハイブリッドな番組制作の展望』 IP化によって映像制作は効率的な運用が可能になってきました。特に近年ではIPとクラウドを組み合わせ、場所や規模を問わない制作方法に注目を集めております。 15:20~16:00 『リモートプロダクションを活用した簡易配信中継について』 あまり人員もお金もかけられない配信制作に対して、リモートプロダクションの技術を活用し、よりクオリティの高いコンテンツ作りに取り組みました。本講演では、実際に配信した野球中継の話を中心に、メリット・デメリットも含めてご紹介いたします。 16:00~16:15 (休憩) 16:15~16:55 『マスタ送出システムにおけるIP化の今後の展望』 放送局のIP化はマスタ送出領域にも拡大しています。単なるSDIからの伝送路の置き換えではなく、IPの特徴を活かしながら考察していくとマスタのIP化における新たな展望も見えてきます。本講演ではマスタ送出システム構築の現状および今後の展望についてご紹介いたします。 16:55~17:00 閉講の挨拶 映像情報メディア学会関西支部 庶務幹事 |
聴講料 | 主催学会会員(正員3,000 円、准員・学生員無料)(会員不課税) 会員外(一般5,000 円、学生1,000 円)(会員外消費税込み) 聴講料は、事前振込にてお支払いください。 映像情報メディア学会、電気学会、電子情報通信学会、照明学会、情報処理学会の会員の方は会員価格で参加いただけます。 なお、お支払い後のキャンセル等による返金は行いませんので、ご了承願います。 |
申込方法 | 申込みはこちら(https://www.denki4g.org/eizou/senmon/230719/)からお申し込みください 後日、請求書を郵送します。なお、FAX、E-Mailの場合は下記へお申し込みください。 入金確認後、Zoom参加や講習会テキストDLに必要なアドレスを送付します。 |
申込期限 | 2023年7月 11日(火) |
振込期限 | 2023年7月 14日(金) |
申込先 | 〒530-0004 大阪市北区堂島浜2-1-25 中央電気倶楽部内 関西電気関連学会事務センター Tel (06)6341-2529 FAX (06) 6341-2534 E-Mail:denki4g〇ares.eonet.ne.jp(〇を@に変えてください) |
注意点 | やむを得ない事情により講演の内容が一部変更になる場合があります。変更はHP で随時公開します。 また配布する講習会テキスト(PDF 形式)は設定により印刷不可、講演の映像に関しては録画不可とさせて頂きますのでご了承ください。 |
主催 | 映像情報メディア学会・電気学会・電子情報通信学会各関西支部 |