ご来場の際は、最初に必ず総合受付(講義棟3階)にお立ち寄りください。
シンポジウムなどの特別プログラムに関しましては、こちらのページにて詳細をご覧いただけます。

※8月28日(金) 3限目 13:20~16:00 「公開講演会 2020年にはどう変わる。『ビッグデータ』と『オープンデータ』〜解析とその利活用〜」を、こちらのURLでオンライン中継で配信いたします。閲覧方法に関しましては、こちらのPDFをご覧ください。

* セッションによって開始時間・終了時間が異なる場合がございます。正確な開始時間・終了時間はタイムテーブル下部にある詳細プログラムでご確認ください。

8月26日(水)
1限目

09:20-10:20

会場A
308教室
【特集テーマセッション】4K,8K放送での現場運用・制作・伝送処理技術1[11A]
09:20 - 10:20 座長: 福本正義(NEC)
11A-1
小型4Kフォーカスアシスト装置

○中村晋一郎(計測技研), 増田裕康・船津良平(NHK)

11A-2
シネマ・写真用レンズによる単板式8Kカメラの解像度特性測定

○山崎貴弘・船津良平・中村友洋・島本 洋(NHK)

11A-3
8K/4K映像音声インターフェース“U-SDI"の開発

○添野拓司・白井規之・岩崎充志・山下誉行(NHK)

会場D
308教室
情報センシング1[11D]
09:20 - 10:20 座長: 本田悠葵(NHK)
11D-1
LED照明下におけるスーパーハイビジョンカメラの色再現評価

○林田哲哉(NHK), 岩崎浩暁(パナソニック), 正岡顕一郎(NHK), 清水正則(パナソニック), 山下誉行(NHK)

11D-2
RGB-NIRカメラを用いた低照度環境における鮮明なカラー画像の復元

○山下弘樹・杉村大輔・浜本隆之(東京理科大)

11D-3
高距離分解能Time-of-Flight撮像素子による3次元スキャナの開発

○安富啓太・今西祥馬・臼井隆弘・髙澤大志・香川景一郎・川人祥二(静岡大)

8月26日(水)
2限目

10:40-12:00

会場A
308教室
【特集テーマセッション】4K,8K放送での現場運用・制作・伝送処理技術2[12A]
10:40 - 12:00 座長: 福本正義(NEC)
12A-1
Non-Uniform Constellationを用いた8K地上波伝送実験

○蔀 拓也・齋藤 進・朝倉慎悟・佐藤明彦・岡野正寛・土田健一(NHK)

12A-2
22.2マルチチャンネル音響制作における空間的印象調整機能の研究開発

○澤谷郁子・西口敏行・森 千晶・ 大久保洋幸・ 小野一穂(NHK)

12A-3
リアルタイム4K/8K超解像処理装置

○合志清一(工学院大)

12A-3
超解像階層間予測による超高精細度映像符号化方式

○三須俊枝・松尾康孝・岩村俊輔・井口和久・境田慎一(NHK)

会場C
303教室
パターン認識・ヒューマンインタフェース1[12C]
10:40 - 12:00 座長: 福元清剛(静岡大)
12C-1
単語間関係辞書における単語-単語間の関係への重みづけ手法

○宮﨑太郎・山田一郎・ 三浦菊佳・宮崎 勝(NHK)

12C-2
視聴者の興味内容推定におけるEPGや字幕中の単語への重みの付与

○サイモン クリピングデル・高橋正樹・山内結子・苗村昌秀(NHK)

12C-3
質問応答による感性画像検索におけるユーザ行動分析

○崔 セミ・山崎俊彦・相澤清晴(東大)

12C-4
気象情報手話CG自動生成システムの構築とサービス検討

○東真希子・比留間伸行・内田 翼・宮崎太郎・梅田修一・井上誠喜・加藤直人(NHK)

会場D
304教室
情報センシング2[12D]
10:40 - 12:00 座長: 本田悠葵(NHK)
12D-1
Beam Hardening Correction to Aluminum-Casting CT Inspection by Photon Counting CdTe Detector

○真田拓人・井村ゆき乃・森井久史(静岡大), 菅 公一(中央発明研究所), 青木 徹(静岡大)

12D-2
フォトンカウンティング型X線CTを用いた三次元形状計測

○杉山桐生(静岡大/ANSeeN), 井村ゆき乃(静岡大), 森井久史・小池昭史(ANSeeN), 増澤智昭(静岡大), 青木 徹(静岡大/ANSeeN)

12D-3
デジタル一眼レフカメラを使った大視野・高解像度マイクロCT

○梅谷啓二(高輝度光科学研究センター), 河田佳樹・仁木 登(徳島大)

12D-4
Thickness Measurement of Steel Pipe by X-Ray Imaging

○木村洸介・真田拓人(静岡大), 小池昭史(ANSeeN), 井村ゆき乃(静岡大), 青木 徹(静岡大/ANSeeN)

8月26日(水)
3限目

13:00-14:40

会場A
308教室
無線・光伝送1[13A]
13:00 - 14:40 座長: 関 智弘(日大)
13A-1
移動伝送用FPUにおける周波数センシング方式の検討

○須藤浩章・金本英樹・下条則之・安永 毅・上杉 充(パナソニック)

13A-2
移動伝送用FPUにおける被干渉耐性改善方式の検討

○下条則之・金本英樹・須藤浩章・安永 毅・上杉 充(パナソニック)

13A-3
移動伝送用FPUにおける無線伝送効率向上に関する検討

○金本英樹・下条則之・須藤浩章・安永 毅・上杉 充(パナソニック)

13A-4
2.3GHz帯FPU電波伝搬特性解析における手法の開発

○波多野慶・杉山 仁・水口敏博(NHKアイテック), 熊谷 崇・光山和彦(NHK), 斉藤彦一(NHKアイテック)

13A-5
2.3GHz帯FPU電波伝搬特性解析おける実験結果

○杉山 仁・波多野慶・水口敏博(NHKアイテック), 熊谷 崇・光山和彦(NHK), 斉藤彦一(NHKアイテック)

会場B
307教室
【シンポジウム1】クルマと映像情報メディア
13:20 - 16:20

自動車の進化は留まるところを知らず、自動車の電子化においても目を見張るものがあります。映像情報メディア学会は「見ること」、「見せること」を一つの主要な領域として、この分野の発展に寄与してきました。自動車の分野でも、まさに、この「見ること」、「見せること」の技術に注目が集まっています。本企画では、4人の専門家をお招きし、クルマの運転中に人はどのように見ているか、人に代わってクルマをどのように運転するのか、人に代わってクルマの周りをどのように把握するか、クルマの中で人に情報をどのように見せるのか、といった観点からのご講演いただききます。奮ってご参加ください。

会場C
303教室
パターン認識・ヒューマンインタフェース2[13C]
13:00 - 14:40 座長: 半田拓也(NHK)
13C-1
視覚障がい者のための室内照明とエレベータボタンの点消灯の画像認識に関する基礎的検討

○中村大樹・滝沢穂高(筑波大), 青柳まゆみ(愛知教育大), 江崎修央(鳥羽商船高専), 水野慎士(愛知工大)

13C-2
生態調査に向けた領域分割と検出器の組み合わせによる鳥画像検出

○竹木章人・チン トゥアン トゥー・吉橋亮太・川上 玲・飯田 誠・苗村 健(東大)

13C-3
遠隔瞳孔検出に基づく頭部移動を許容する視線一致型コミュニケーションシステムの提案

○山本祥之・福元清剛・海老澤嘉伸(静岡大)

13C-4
瞳孔輪郭検出に基づく視軸周りの眼球回転角の計測―輪郭欠損と瞳孔楕円時への対応―

○根木泰輔・酒井駿介・福元清剛・海老澤嘉伸(静岡大)

13C-5
【スタートアップ企業講演1】株式会社アドクオリティ(予稿なし)―

〇松田総一(アドクオリティ)

会場D
304教室
情報センシング3[13D]
13:00 - 14:40 座長: 大竹 浩(NHK)
13D-1
アイリス値適応型リアルタイムシェーディング補正回路の開発

○中村友洋・山﨑貴弘・船津良平・島本 洋(NHK)

13D-2
ピクセル内アナログCDSを用いたイメージセンサのハイブリッドFPNキャンセル法

○上野大介・李 敏浩・徐 珉雄・安富啓太・香川景一郎・川人祥二(静岡大)

13D-3
有機撮像デバイスの高精細化に向けた微細透明TFTの試作

○高木友望・瀬尾北斗・堺 俊克・大竹 浩(NHK), 古田 守(高知工科大)

13D-4
ボルケーノ構造スピント型エミッタを適用した電界集束型FEA-HARP撮像素子

○本田悠葵(NHK/静岡大), 難波正和・宮川和典・久保田節(NHK), 長尾昌善(産総研), 根尾陽一郎・三村秀典(静岡大), 江上典文(近畿大

8月26日(水)
4限目

15:00-17:40

会場A
308教室
無線・光伝送2[14A]
15:00 - 17:40 座長: 石田利博(東芝), 太田順一(住友電工)
14A-1
伝搬路の時間変動によるチャネル推定誤差がOFDM信号の伝送特性に与える影響

○熊谷 崇・光山和彦(NHK), 杉山 仁・波多野慶(NHKアイテック), 居相直彦(NHK)

14A-2
ガードインターバル超え遅延波到来時における地上ディジタル放送波の等価C/N劣化量の検討

○神尾武司・生岩量久・藤坂尚登(広島市大)

14A-3
送信ビット・電力制御を適用したSVD方式とコードブック方式の伝送特性比較

○光山和彦・居相直彦(NHK)

14A-4
JJY復号アルゴリズムの改良による高性能電波時計の開発

○恒川諒輔・上松侑平・都竹愛一郎(名城大)

14A-5
RS復号の誤り訂正可否情報を用いたビタビ復号の改善-放送波を用いた有効性の検討-

○上松侑平・恒川諒輔・都竹愛一郎(名城大)

14A-6
再帰性反射材のフラウンフォーファ回折の観測

○木村洋介・扇田恵梨菜・前田幹夫(工学院大)

14A-7
熱設計を考慮した水中光伝送用光送信基板の試作

○丸山泰史・前田幹夫(工学院大)

14A-8
通信インフラ整備のための現場地図作成及び電波状態可視化システムの開発

○松本高斉(日立), 槙 修一・正木良三(日立産機システム)

会場C
303教室
心理・生理指標に基づく映像評価[14C]
15:00 - 16:40 座長: 森田寿哉(NHK)
14C-1
4K映像における解像度向上の心理効果と空間周波数解析

○金 相賢・河合隆史(早大), 小黒久史(凸版印刷), 熊谷隆夫(デジタルコンテンツ協会), 畑田豊彦(東京眼鏡専門学校)

14C-2
視距離に対する瞳孔応答の予備検証

○吉野知伸・内藤 整(KDDI研)

14C-3
映像コンテンツ視聴時の情感と脳波解析

小林洋平・渡邉ゆり・田中美枝子・小杉幸夫・寺町康昌・武者利光(脳機能研究所), 倉島 渡・塚田啓一・〇菊池光一(夏目綜合研究所)

14C-4
顔画像による印象判断内容に応じた視線運動の差異ならびに化粧による影響の分析

○飯田峻広・丸山阿弓・齋藤優美子・稲葉善典・赤松 茂(法政大)

14C-5
東京オリンピック招致プロモーションビデオにおける2種類のカットの交錯が与える心理効果

○松下 裕(金沢工大), 伊藤 駿(平林印刷)

会場D
304教室
情報センシング4[14D]
15:00 - 16:20 座長: 大竹 浩(NHK)
14D-1
LEDによる画像情報出力可能な生体埋植型イメージングデバイスの開発

○永田健悟・速水 一・竹原宏明・野田俊彦・笹川清隆・徳田 崇・太田 淳(奈良先端大)

14D-2
CMOSセンサベース蛍光方式埋め込みグルコースセンサの開発

○平井智大・河村敏和・竹原宏明・野田俊彦・笹川清隆・徳田 崇(奈良先端大),興津 輝・竹内昌治(東大),太田 淳(奈良先端大)

14D-3
デジタル酵素結合免疫吸着法に向けた遮光層付ドロップレットアレイ搭載CMOSイメージセンサの開発

○永崎瑞樹・竹原浩成・竹原宏明・野田俊彦・笹川清隆・徳田 崇(奈良先端大),野地博行(東大),太田 淳(奈良先端大)

14D-4
マイクロリアクタ向け偏光分析CMOSイメージセンサの機能向上

○本田眞彬・竹原宏明・野田俊彦・笹川清隆・徳田 崇・西山靖浩・垣内喜代三・太田 淳(奈良先端大)

8月27日(木)
1限目

09:20-10:20

会場A
308教室
メディア処理1[21A]
09:20 - 10:20 座長: 小松 隆(神奈川大)
21A-1
帯域通過アンシャープマスキングによるビデオ増幅

周 陳・○井上光平・浦浜喜一(九大)

21A-2
彩度を強調した多重露光画像の融合

○井上光平・余 衡鈞・原 健二・浦浜喜一(九大)

21A-3
向きの変化を考慮した軌跡のクラスタリングと非定常行動の判別

○高木優二・北澤仁志(東京農工大)

会場B
307教室
【チュートリアル】放送の舞台裏
09:45 - 11:55
会場D
308教室
CGと計測技術1[21D]
09:20 - 10:20 座長: 向井信彦(東京都市大)
21D-1
ランダムな半径を持つ円の敷詰めによる高速サンプリング法と絵画風画像生成への応用

○山邉悠太・小玉周平・森谷友昭・森本有紀(東京電機大), 高橋時市郎(東京電機大/UEIリサーチ)

21D-2
ディジタルペンとペーパクラフトによる3DCGへの筆記

○石橋卓也(東京電機大), 岩田英三郎・釜中博樹(ユニバーサルロボット), 高橋侑孝(アノト), 長谷川誠(東京電機大)

21D-3
伝熱を考慮したSPH法による水滴の蒸発表現モデル

○平山知浩・小林 淳・佐藤正記・森谷友昭・森本有紀(東京電機大), 高橋時市郎(東京電機大/UEIリサーチ)

8月27日(木)
2限目

10:40-12:00

会場A
308教室
メディア処理2[22A]
10:40 - 12:00 座長: 井上光平(九大)
22A-1
PRNUノイズのクラスタペアを用いた撮影カメラ識別の精度評価手法

○西東翔太(東京農工大), 富岡洋一(会津大), 北澤仁志(東京農工大)

22A-2
クラスタPRNUノイズによるスキャナ判別の特性について

○安江敦紀(東京農工大), 富岡洋一(会津大), 北澤仁志(東京農工大)

22A-3
ピクセルビニングと冗長サブサンプリングを用いた動画像雑音除去の検討

○小松 隆・近藤崇吾・齊藤隆弘(神奈川大)

22A-4
ポアソン‐ガウシアン動画像復元法‐静動領域に対する適応処理‐

○近藤崇吾・小松 隆・齊藤隆弘(神奈川大)

会場C
303教室
マルチモーダル情報処理[22C]
10:40 - 12:00 座長: 小峯一晃(NHK)
22C-1
ウェアラブルな両手首力覚提示デバイスの開発について

○永井一樹・田上想馬・赤羽克仁・佐藤 誠(東工大)

22C-2
映像音声と振動との提示時間差の許容範囲およびリアリティの評価

○半田拓也・有安香子・川喜田裕之(NHK)

22C-3
手形状の補正による立体形状認知の改善に関する一検討

○村瀬健治・半田拓也・清水俊宏(NHK)

22C-4
風触覚・視聴覚ディスプレイの構成とバーチャル扇風機の提案

○鄒 玲・倉田和夫・伴野 明(東海大)

会場D
304教室
CGと計測技術2[22D]
10:40 - 12:00 座長: 向井信彦(東京都市大)
22D-1
文字レンダリング手法の速度比較

○久保田純・井川 勲(フォトロン)

22D-2
ハイブリッドセンサーを用いた全天周バーチャルシステム

○加藤大一郎・武藤一利(NHK エンジニアリングシステム), 三ッ峰秀樹・遠藤 伶・山内結子(NHK), 相馬勝彦・藤森真綱(NHK長野), 岡本浩幸・Alessandro Moro(ライテックス), 深瀬勇太郎(清水建設)

22D-3
リアルタイム照明条件推定手法と評価実験

○盛岡寛史・大久保英彦・三ッ峰秀樹(NHK)

22D-4
放送番組内の人物認識と位置計測に関する一検討

○高橋正樹・山内結子(NHK)

8月27日(木)
3限目

13:00-14:40

会場A
308教室
メディアインタフェース1[23A]
13:00 - 14:40 座長: 望月貴裕(NHK)
23A-1
学術漫画データベースのためのアノテーションツール

○伊東浩太・松井勇佑・山崎俊彦・相澤清晴(東大)

23A-2
興味内容推定システムのテレビサービス応用への一検討

○山内結子・高橋正樹・松井 淳・サイモン クリピングデル・苗村昌秀(NHK)

23A-3
顔の3次元モーフィングモデルにもとづく表情表出動画像の生成

○堀井和也・荒井雄大・稲葉善典・赤松 茂(法政大)

23A-4
特徴点マッチングを用いた重畳表示による被隠蔽物体の情報補完に関する一検討

○加藤 昇・佐藤美恵(宇都宮大)

23A-5
波形接続方式と統計モデル方式の切り替えによるハイブリッド音声合成方式の検討

○清山信正・田高礼子・今井 篤(NHK), 都木 徹(NHKエンジニアリングシステム)

会場B
307教室
【シンポジウム2】日本のテレビは大丈夫か?~コンテンツビジネスの動き~
13:00 - 17:00
会場D
304教室
脳と映像情報メディア
13:45 - 16:40

映像情報メディアは、人間との深い関わりの中、その発展を続けてきました。撮像・記録・伝送・表示といった映像情報メディアを支える技術の多くは、映像視聴によって生じた感覚を主観評価法と呼ばれる方法で数値化することによって、人間の特性に合わせた最適化が図られています。映像情報が人間と機械・環境そして人間同士を結びつけるメディアである以上、引き続き人間の特性を意識した技術開発が重要となることでしょう。

近年、脳と映像情報メディアの関係をより直接的に調べるための環境が、急速な発展を遂げています。これには、機能的磁気共鳴画像法(functional Magnetic Resonance Imaging; fMRI)に代表される脳活動計測技術の進歩が大きく貢献しています。脳は、人間が人間らしく振る舞うため、複雑な情報処理を行う重要な器官です。これまで、ブラックボックスとして扱ってきた人間内部の情報処理を明らかにすることは、人間の特性へのさらなる最適化を実現し、より高品質かつ安全・安心な映像情報メディアの発展を後押しすることになるでしょう。また、全く新しい映像情報メディアの未来像をいち早く知る手がかりとしても期待できます。

工学、心理学、脳神経科学といった映像情報メディアに関連する様々な研究分野は、「脳」を媒介とすることによって、その結びつきを強めています。本セッションでは、脳と映像情報メディアに関する最新の研究動向を俯瞰するとともに、これからの映像情報メディアの展開について議論します。なお、本セッションは、映像情報メディア学会誌7月号の特集A「脳科学と映像」に連動しています。講演は、学会誌掲載の内容に沿って行われます。

8月27日(木)
4限目

15:00-17:00

会場A
308教室
メディアインタフェース2[24A]
15:00 - 17:00 座長: 根岸博康(三菱電機)
24A-1
A Fast Table-Based Approach of Bag-of-Features for Large-Scale Image Classification

○Meng-Jiun Chiou(Univ. of Tokyo / National Chiao Tung Univ.), Toshihiko Yamasaki・Kiyoharu Aizawa(Univ. of Tokyo)

24A-2
現場設置を考慮した可動式多視点カメラの校正手法

○加納正規・大久保英彦・池谷健佑・久富健介・三科智之(NHK)

24A-3
背景差分による屋内カメラからの人物検出の一検討

○上野智史・内藤 整(KDDI研)

24A-4
仮想物体の掴み動作に着目した立体視可能なARシステムに関する検討

○鈴木奏太・佐藤美恵(宇都宮大)

24A-5
カメラの不規則微小回転を利用する微分型奥行き復元手法の高精度化とその性能評価

○塚田翔太・何 宜欣・田川憲男・大久保寛(首都大東京)

24A-6
【スタートアップ企業講演2】meleap inc.(予稿なし)

〇福田浩士(meleap)

会場C
303教室
【特集テーマセッション】スポーツ映像解析[24C]
15:00 - 16:40 座長: 内藤 整(KDDI研)
24C-1
多視点ロボットカメラを用いたBest-Viewpoint Vision

○池谷健佑・加納正規・久富健介・片山美和・三科智之・岩舘祐一(NHK)

24C-2
Image Inpainting処理を用いたバドミントン映像における選手追跡精度の向上

○上山 嵩・北原 格・亀田能成・大田友一(筑波大)

24C-3
Automatic Separation of Occluded Object Borders for Free Viewpoint Application

○Houari SABIRIN・Hiroshi SANKOH・Sei NAITO(KDDI研)

24C-4
バスケットボール解析における多視点映像の利用 -オクルージョンの回避-

○浅川貴浩・井高悠斗・何 宜欣・田川憲男・大久保寛(首都大)

24C-5
多視点映像を用いたバスケットボール解析におけるボール追跡手法

○井高悠斗・浅川貴浩・何 宜欣・田川憲男(首都大), 角田 貢・木下佳子・藤田将弘(日体大)

8月27日(木)

17:10-19:00

管理棟
2階

学生食堂
懇親会
17:10 - 19:00
会費
受付:懇親会会場入口

一般3,000円
学生1,000円

8月28日(金)
1限目

09:20-10:20

会場A
308教室
ディスプレイ&ストレージ1[31A]
09:20 - 10:20 座長: 馬場雅裕(東芝)
31A-1
[Co/Pd]磁性細線における磁区の形成・駆動・検出

○奥田光伸(NHK/東工大), 宮本泰敬・川那真弓・宮下英一・斎藤信雄・林 直人(NHK), 中川茂樹(東工大)

31A-2
光ディスク判別方法の開発

○中原宏勲・竹下伸夫(三菱電機)

31A-3
FPGAを用いた高速LEDディスプレイ駆動システムの構築

○小林鉄平・辻 明典・水科晴樹・陶山史朗(徳島大), 山本裕紹(宇都宮大)

会場B
307教室
パターン認識・ヒューマンインタフェース3[31B]
09:00 - 10:20 座長: 澤畠康仁(NHK)
31B-1
濃度勾配特徴を用いた下肢CTA画像からの血管領域の抽出

○金 亨燮・和田幸大・タン ジュークイ・石川聖二(九州工大), 山本晃義(戸畑共立病院)

31B-2
SVMによる胸部CT画像からのすりガラス状候補陰影の検出

○金 亨燮・横田佳祐・タン ジュークイ・石川聖二(九州工大), 橘 理恵(大島商船高専), 平野 靖・木戸尚治(山口大), 靑木隆敏(産業医科大)

31B-3
メタデータによる食事画像認識の改善

○加賀谷北斗・相澤清晴(東大), 小川 誠(foo.log)

31B-4
Fashion style evaluation model considering partial color and texture feature

○Ruowen WANG・Toshihiko YAMASAKI・Kiyoharu AIZAWA(Univ. of Tokyo)

会場C
303教室
メディア処理3[31C]
09:00 - 10:20 座長: 栗原康平(三菱電機)
31C-1
エッジ抽出における最大平たんFIRディジタル微分器の性能評価

○山本未来呂・田中稜介・吉田 嵩・相川直幸(東京理科大)

31C-2
色ヒストグラムの類似度によるサッカー映像のショット境界判定法の検討

○平野寿宗・田村 徹(東京工芸大)

31C-3
食事記録ツールFoodLogにおける食事情報のWeb検索機能の実現

○前田一樹・相澤清晴(東大), 小川 誠(foo.log)

31C-4
大規模メタデータ処理に基づく気温・天気を考慮した旅行ルート推薦

○小澤真里奈・山崎俊彦・相澤清晴(東大)

会場D
308教室
放送現業1[31D]
09:20 - 10:20 座長: 甲斐 創(日本テレビ)
31D-1
双方向FPUにおけるライブ伝送機能の開発と評価

○小山智史・鵜澤史貴・光山和彦・熊谷 崇・居相直彦(NHK), 青木勝典(NHKエンジニアリングシステム)

31D-2
水中ワイヤレス伝送用IP送受信装置の開発

○黒住正顕・遠藤洋介(NHK)

31D-3
端末性能に依存せずコンテンツ再生を可能とするクラウド型視聴システムの試作

○平松和茂・金子 豊・竹内真也・苗村昌秀(NHK)

8月28日(金)
2限目

10:40-12:00

会場A
308教室
ディスプレイ&ストレージ2[32A]
10:40 - 12:00 座長: 馬場雅裕(東芝)
32A-1
RGBレーザーバックライト液晶ディスプレイ

○前田紗希・沖本菜美・安井裕信・瓶子晃永・新倉栄二・南 浩次(三菱電機), 西田幸博・日下部裕一(NHK)

32A-2
大気安定な逆構造有機EL素子を用いたフレキシブルディスプレイの寿命特性

○本村玄一・都築俊満・中嶋宜樹・武井達哉・深川弘彦・清水貴央(NHK), 関 昌彦(NHKエンジニアリングシステム), 森井克行・長谷川宗弘(日本触媒), 山本敏裕(NHK)

32A-3
超多画素有機ELディスプレイのパネル構造と作製法

○佐藤弘人・石井啓二・薄井武順・高野善道・中嶋宜樹・堺 俊克・山本敏裕(NHK)

32A-4
複数の指向性画像を同時表示可能な立体構造作製手法

○平山竜士・白木厚司・中山弘敬・角江 崇・下馬場朋禄・伊藤智義(千葉大)

会場B
307教室
画像符号化[32B]
10:40 - 11:40 座長: 三須俊枝(NHK)
32B-1
DCT符号化のための係数単位の外挿/内挿イントラ予測の検討

○石川 調・松田一朗・亀田裕介・伊東 晋(東京理科大)

32B-2
グレースケール領域を含む8視点裸眼3DCG画像の符号化画質評価

○河畑則文・宮尾 克(名大)

32B-3
イントラ予測方向に基づく低演算量なSAOパラメータ決定アルゴリズム

○宮澤一之・井對貴之・関口俊一・本山信明(三菱電機)

32B-4
【スタートアップ企業講演3】株式会社リ・インベンション(予稿なし)

〇太田啓路(リ・インベンション)

会場C
303教室
メディア処理4[32C]
10:40 - 12:00 座長: 相川直幸(東京理科大)
32C-1
連結成分に基づいた漫画における文字領域の検出

○荒巻祐治・松井勇佑・山崎俊彦・相澤清晴(東大)

32C-2
映り込み抑制処理に基づくスマートデバイスの画像再現

○桂 大樹・池田武蔵・平井経太・堀内隆彦(千葉大)

32C-3
Subsampled Dark ChannelとGuided Filterを用いた高速な局所霞補正技術

○栗原康平・的場成浩(三菱電機)

32C-4
Prediction of subjective impression labels of TED talks based on viewers' gaze information

○Litian Sun・Toshihiko Yamasaki・Kiyoharu Aizawa(Univ. of Tokyo)

会場D
308教室
放送現業2[32D]
10:40 - 11:40 座長: 西澤伸一(フジテレビ)
32D-1
高解像度降水ナウキャストを利用したハイブリッドキャスト向け気象情報サービスの検討

○中西亮太(日本テレビ)

32D-2
統計機械翻訳を用いたニュース文のやさしい日本語への自動変換

○熊野 正・後藤功雄・田中英輝(NHK)

32D-3
インターネット上におけるうわさや誤報に関する一考察

○保科 俊(東洋大)

8月28日(金)
3限目

13:00-14:40

会場B
307教室
立体映像技術1[33B]
13:20 - 14:40 座長: 陶山史朗(徳島大)
33B-1
3D-HEVCを用いたインテグラル立体像の符号化画質に関する一検討

○原 一宏・洗井 淳・河北真宏・三科智之(NHK)

33B-2
解像度の階層的表現に基づく焦点ぼけ画像群上でのシーンフロー推定の検討

○藤井洸嘉(東京理科大/国立情報学研), 児玉和也(国立情報学研), 浜本隆之(東京理科大)

33B-3
時空間視差曲面モデルを用いたPatchMatch法によるステレオ動画像における視差推定

○中野広基・杉村大輔・浜本隆之(東京理科大)

33B-4
RGB-Dカメラとダウンサンプリング手法を用いた電子ホログラフィ

○長谷川鋭・角江 崇・下馬場朋禄・伊藤智義(千葉大)

会場D
304教室
放送方式1[33D]
13:00 - 14:40 座長: 村田英一(京大)
33D-1
地上放送における山間部での偏波受信特性に関する考察

○佐藤明彦・朝倉慎悟・蔀 拓也・齋藤 進・岡野正寛・土田健一(NHK)

33D-2
熊本・人吉地区での次世代SFN実験

○齋藤 進・蔀 拓也・朝倉慎悟・佐藤明彦・岡野正寛・土田健一(NHK)

33D-3
地上波デジタル放送における繰り返し復調型ICIキャンセラ

○青木孝太・中村 聡(東京理科大), 大野光平(明治大), 伊丹 誠(東京理科大)

33D-4
ISDB-Tフルセグメントサービスの協調受信

○内野 駿・中村 聡(東京理科大), 大野光平(明治大), 伊丹 誠(東京理科大)

33D-5
放送通信連携サービスにおける放送映像と時刻情報付きデータの同期技術

○広中悠樹・大西正芳・馬場秋継・松村欣司・真島恵吾(NHK)

講義棟1階
101教室
公開講演会 2020年にはどう変わる。『ビッグデータ』と『オープンデータ』~解析とその利活用~
13:20 - 16:00

ビッグデータやオープンデータは、東日本大震災時の被害や混乱の解明などをきっかけとして、その有益性・重要性、活用事例が活発に唱えられている。さらにスマートフォン・タブレット等の情報端末の小型化・パーソナル化・高機能化、無線LANの普及に伴い、各種センサーで取得されるいわゆるビッグデータも多種多様であり、膨大かつきめ細かいものになっている。

そのデータの種類の増加に伴い、必要な専門知識も多種多様になってきた。
しかし、ビッグデータを活用する専門家や研究者の数は多くはなく、なかでも映像情報関連データを対象とする研究者はまだ希少である。本公開講演では、2020年までのビッグデータ・オープンデータに関連した、ICT施策や、東京五輪に向けた映像利活用に関するプロジェクト、画像データの解析研究例、気象データの利活用事例などを、各第一線の方に講演いただき、映像情報の利活用分野を拡大するために研究者として進めていくことを考える場としたい。

8月28日(金)
4限目

15:00-17:40

会場B
307教室
立体映像技術2[34B]
15:00 - 16:40 座長: 須佐見憲史(近畿大)
34B-1
放射状パララックスバリアによる立体視の一提案

○尾崎亮介(徳島大), 山本裕紹(宇都宮大), 水科晴樹・陶山史朗(徳島大)

34B-2
アークDFD(Depth-fused 3D)表示方式の提案とその奥行知覚評価

○吉岡一貴・西山慎吾・水科晴樹・陶山史朗(徳島大)

34B-3
頭部の受動的移動とその移動幅による単眼運動視差の奥行き評価

○大古和也・山田晋太郎・水科晴樹・陶山史朗(徳島大)

34B-4
デジタル文化財の高解像度立体視表現の人間工学的評価

○富田 平・河合隆史・金 相賢・三家礼子(早大)

34B-5
立体映像の不快感における個人差の分析

○森田寿哉(NHK), 安藤広志(情通機構)

会場D
304教室
放送方式2[34D]
15:00 - 16:40 座長: 大西正芳(NHK)
34D-1
8Kハイブリッドキャストアプリケーションの開発から得られた課題

○池尾誠哉・松村欣司・藤沢 寛・武智 秀(NHK)

34D-2
MMTによる放送と商用ケーブルテレビ通信回線との連携による映像IP伝送実験

○安岡 亮・上園一知・松本英寿(ジュピターテレコム), 河村侑輝・青木秀一・大槻一博・木村武史(NHK)

34D-3
MMT多重化方式の効率改善の一検討

○河村侑輝・青木秀一・大槻一博・木村武史(NHK)

34D-4
8Kスーパーハイビジョン圧縮記録装置の記録レート制御技術

○菊地幸大・梶山岳士・宮下英一(NHK)

34D-5
8Kインタラクティブサービスのためのタッチインターフェースの導入の検討

○大亦寿之・松村欣司・中川俊夫(NHK)