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海外文献集録 webzine について
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| 番号 2010-016 | 硫化物蛍光体へのフッ化物添加による効果 | ||
| R. Guo, et al. | Effects of Fluoride Dopants in the Starting Materials for BaAl2S4:Eu Thin-film Phosphors | #012401pp.1-5 | |
| 青色蛍光体であるBaAl2S4:Euについて，出発材料にBaF2，AlF {3}を添加し，添加濃度と焼成温度を調整することで従来よりも470nmの発光強度が増大した．また，添加したフッ化物はフラックスとして作用し，従来手法と比較して焼成温度の低下，結晶性の向上といった効果も得られた． | |||
| 番号 2010-017 | シャドウド集合を応用したクラスタリング | ||
| S. Mitra, et al. | Shadowed c-means: Integrating Fuzzy and Rough Clustering | pp.1282-1291 | |
| シャドウド集合(shadowed set)を応用したクラスタリングアルゴリズム shadowed c-means の提案．従来のファジィクラスタリングで得られるファジィ集合の代わりに，シャドウド集合を得る．また，ラフ集合を利用したクラスタリングで必要であった閾値設定が自動的に行われるなどの特徴を持つ．異常値を含むデータにたいして有効である．実験の結果，従来のファジィクラスタリング，ラフクラスタリング，ファジィラフクラスタリングと比べて良い分類性能を示した． | |||
| 番号 2010-018 | 安定度によるファジィクラスタリングの妥当性尺度 | ||
| M. Falasconi, et al. | A Stability Based Validity Method for Fuzzy Clustering | pp.1292-1305 | |
| 一般的ファジィクラスタリングアルゴリズム Fuzzy c-means において，得られた結果の妥当性を評価する尺度を提案している．この尺度を用いることで最適な分割数を決定することができる．元のデータセットから順番を入れ替えた複数のデータセットを作成し，それぞれをクラスタリングして得られた，複数の分割結果の類似度を安定度として，クラスタリングの妥当性の尺度とする．標準的データセットを用いた実験の結果，従来法より信頼できる結果を得た． | |||
| 番号 2010-019 | 無座標データの新しいクラスタリング法 | ||
| A. Hausner, et al. | A New Clustering Algorithm for Coordinate-free Data | pp.1306-1319 | |
| 要素間距離のみが定義されたデータの新しいクラスタリング法の提案．各要素から最も遠い要素を結んだグラフを作成し，グラフ上で隣り合う要素を別の色で塗り分けた，colored farthest neighbor graph を用いる．このグラフに基づいて全体を順に分割する． | |||
| 番号 2010-020 | 局所的画素分類と主成分分析による画像のノイズ除去 | ||
| L.Zhang, et al. | Two-stage Image Denoising by Principal Component Analysis with Local Pixel Grouping | pp.1531-1549 | |
| 新しい画像のノイズ除去法の提案．着目画素とその近傍をまとめて，ベクトルとして扱い，近傍領域から類似のベクトルを選び出して主成分分析を行い，得られた係数の加重計算でノイズ成分を弱める．処理を多段に用いることで除去性能を改善できる．ノイズ除去性能は従来法と同等だが，画像の特徴を保存する特性をもつ． | |||
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