Dockerを用いた画像処理プログラミング環境の構築
産業技術総合研究所
吉田 康太
インストール
インストール方法は利用するOSやバージョンによって異なり,また将来的に変更される可能性がある.
そのため,下記ソフトウェアのインストールにあたっては,公式ドキュメントを参照することを強く推奨する.
参考までに,以下では2026年4月現在のインストール手順を紹介する.
この例では,Linux OSとしてUbuntuを使用するものとする.
Windows上で環境構築する場合,Windows Subsystem for Linux (WSL)を用いるのがよい.
WSLを用いることで,Windows上にLinux環境を構築することができる.
WSLは次の手順でインストールできる.
- WSLのインストール
PCに直接Ubuntu OSをインストールした場合でも,WSL上にインストールした場合でも同様に,次の手順でDockerとNvidia container toolkit (GPUを利用する場合) をインストールできる.
- Dockerのインストール
- Nvidia container toolkitのインストール
VSCodeを用いたコンテナへの接続
紙面ではコマンドライン上でのDockerコンテナの操作を説明した.
VSCodeを使うと,GUI上でDockerコンテナの起動・終了やコンテナ内での開発も行うことができる.
Dockerを使用してプログラミングするにあたり,Windows等でVSCodeを使用する場合と異なるのはコンテナに接続するまでであり,接続後はローカル環境で開発する場合とほとんど変わらずに使うことができる.
紙面3.5節で使用した設定ファイル
ディレクトリ構成例
.
├── project
│ └── docker
│ ├── docker-compose.yaml
│ └── dockerfile
└── workspace
└── test.ipynb
dockerfileの内容
FROM nvcr.io/nvidia/pytorch:26.02-py3
RUN apt-get update && apt-get install -y \
libgl1 libglib2.0-0 \
&& rm -rf /var/lib/apt/lists/*
RUN pip install --no-cache-dir \
numpy \
opencv-python \
jupyter
WORKDIR /workspace
docker-compose.yamlの内容
services:
main:
build: .
ports:
- 8888:8888
volumes:
- ../workspace:/workspace
gpus: all
command: >
jupyter lab --ip=0.0.0.0 --no-browser --allow-root